ハロ

ファッショナブルなアイドル

モーニング娘。の舞台、ファッショナブルを観劇。ル・テアトル銀座。 アイドルそのものを見る舞台としては、面白くはなかった。ここで言っていることは、アイドルそれぞれのキャラクターに沿った役柄を演じさせることで、アイドルそのものの魅力の発露となる…

℃-ute春ツアー前夜

どうも、℃-uteに対する高まりを感じないでいる。 それは自分の内面に関してでもあり、また現象としてでもある。 今年℃-uteがいったいなにをしたか、どうも思いつかないのだ。 もちろん、そんなもの調べればいくらでも出てくるのだが、一方調べなくてもスマイ…

2010ハロプロエッグ ノリメンLIVE2月

代々木の山野ホールに初めて行く。セットリストにひかれて。 行って初めて知ったが、前半分の席の客は座ったまま。ノリのいい曲が多いだけに、それは残念。 今回はエッグメンがソロで曲を歌うというのが売り、というか、まあ怖いところだった。 「好きすぎて…

アイドルが老いるということ

土曜に、森美術館の「医学と芸術展」に行った。 http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html 医学と芸術:生命と愛の未来を探る―ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト作者: 森美術館出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/12/01メディア: 大…

ハロプロ楽曲大賞2009

年々知っている曲が減っていく。 絞っていくというより、思いついたもので投票してしまった。 楽曲部門 5位 : One's LIFE / 梅田えりか・岡井千聖・萩原舞 ポイント : 1.0pt 選考理由 : ゆるい感じが好き。 4位 : ★憧れ My STAR★ / ℃-ute ポイント : 1.5pt …

まのえりな、ミュージックステーション

ある存在が、完全無比であることによって代替不可能性を獲得していた時代があったかもしれない。 だけれども、まのえりを見ると、このデジタルメディア社会というものが、ほぼすべてを完全無比に見せることによって、むしろ完全無比でないものに代替不可能性…

2008年総括

今年のエントリを振り返りながら総括を。 1月はアイドル・ヲタの実存的問題について考えた。私の守り方(http://d.hatena.ne.jp/onoya/20080114) 2〜3月はBuono!イベ、℃-uteイベに参加。 3月からアイドル論を書き始める。 AKB48(http://d.hatena.…

2008ハロプロ10大ニュース

特に順位はつけないけれど。①ドアップ・ブログ等、ネット空間の活用 ドアップでのBerryz工房の「行け行けモンキーダンス」の販促や、℃-uteの様々な告知やら、キューティーガールズ存続希望ハガキの到着状況を伝える動画は、やはりテレビではなくてネット空間…

℃-ute Cutie Circuit 2008 〜FOREVER LOVE〜

今さらながら日曜の℃-uteイベをかんたんに振り返る。 久しぶりのヲタイベで、はじめなんともなじめなかったけれども、始まってみれば℃-uteの変わらぬ世界。 アイドルってキラキラしている。 キューティーガールズが存続決定をした。どうせ出来レースなんだろ…

第7回ハロプロ楽曲大賞2008

知らない曲も多いけど、とりあえず楽曲大賞に参加します。 PV部門 ①ジンギスカン[Berryz工房] 3.5pts http://d.hatena.ne.jp/onoya/20080215 『ヲタのありかたも一長一短だなと。それを幼児とのアナロジーを用いることで見事に顕在化しつつ、心地よく目に…

手毬イベ・ディファ有明3回目

こないだのなんばのイベではチケが「毛毬唄」になっていた。 今回は「手毬歌」になっております。ちょっとずつずれとる。 今日は14列目ということで、しかも横幅も無く視界も悪いという、環境としてはあまりよろしくない感じでした。 でも、なっきぃ超絶か…

写真集は萌えと親和性が低い(2)

先日のエントリで確認したように、写真集は、写真家の作家性がせり出してしまった時、萌えと親和性が薄くなってしまう。被写体であるアイドルが具体的に特定のどこかにいて、写真家がその被写体を写せる場所にいることが想像されてしまう時、我々がそこに参…

なっきぃの美しい脚

運良く昼夜共に良席通路側で見ることが出来た。幸せだ。 昼は右サイド通路側だったため、客席右に延びる花道で踊るなっきぃと「That's the POWER」の時に0ズレ。夜は「乙女COCORO」他、いろんなとこで0ズレ。ほゎぁぁぁん。目線もうれしいんだけど、なんか…

第2回モーニング娘。学会

無事終了。 モーニング娘。の話はほとんど出ず。[第2回モーニング娘。学会] 8月13日(水) 場所:財団法人東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎第3会議室 時間: 午前の部「萌え論」:10:00〜12:35 昼休憩 社会科見学 ―おいも屋本舗へ行こう― …

ヲタの我々

僕はとりあえずびびった。一般人がいっぱい。 17時になっても、さっぱり入場列が進まない。 ヲタバレしてない知人に会うんじゃないかという恐怖。 いやー、やばい。何人来るんだこれ。そんな中でベリキューって、大丈夫なんだろうか。 17:30からよく…

なっきぃごめんなさい。

なっきぃごめんなさい。 こんなになっきぃを見ないのは久しぶりです。 これまでずっと良席厨だったから、今日はるか北2階Eから、全然見えないステージをここぞとばかり無視してしまいました。 通路席で、地面がどこにあるか分からんくらい狂喜乱舞してしま…

ユニット競演、名古屋ハロ紺

昼3階4列、夜1階4列というメリハリ。 まあこれが℃-ute単独紺だったら完全に良席厨でいくんだろうけれども、まだためておかないと。 さて、今回のハロ紺の出演メンバーは、娘。、ベリ、℃-ute、Buono!、High-King、月島きらり、MilkyWay、まのえり、エッ…

アイドルが何を歌うか

江戸の手毬唄IIアーティスト: ℃-ute,吉岡治,つんく,川端良征,山崎淳出版社/メーカー: ZETIMA発売日: 2008/07/30メディア: CD購入: 1人 クリック: 73回この商品を含むブログ (230件) を見る「江戸の手毬唄Ⅱ」、ドアップでPV。 衣装と陰影のつき方が「恋レボ…

楽しむということ

発売前から賛否両論を巻き起こしていたBerryz工房「行け 行け モンキーダンス」はその時点で成功を約束されていた気がするが、ドアップでのふざけた動画やら、渋谷駅等での広告やらといったメディア展開そのものがこの楽曲が目指す方向性に寄り添っているよ…

ベリキューのコントラスト効果

ポケモーのアーティストQ&A。 2008.7.10 メンバー同士で、『これだけは絶対に負けない!』ってのは何ですか? で、いつもはなっきぃのしか読まない。 なっきぃの答え「℃-uteへの愛★」 で、ちょっと気になって他のメンバーも見てみる。 梅田「★℃-uteへの愛…

江戸の手毬唄Ⅱ

対岸の火事では収まらなかった〜。江戸の手毬唄2 (初回生産限定盤)アーティスト: ℃-ute出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS (Zetima)(SME)(M)発売日: 2008/07/30メディア: CD購入: 5人 クリック: 80回この商品を含むブログ (207件) を見るタイトルが「江戸の手…

「ぱい」〜美勇伝の谷間〜

美勇伝がついに活動を終了する。サイリウム企画に乗っかるべく、渋谷のハンズに行ったら、やっぱり紫のサイリウムだけ極端に売れている。 雨の東京厚生年金会館。2階13列左サイドから見下ろす。 開演前から「美勇伝最高」コール。思い思いに鳴く、という…

行け 行け モンキーダンス

[rakuten:joshin-cddvd:10116483:detail] ドアップで動画が公開されていますが。 正直に言うと、僕はBerryz工房ファンではないので、この曲が好きです。 なっきぃにこれをやってほしくはない。 明らかにこの曲は、指差して笑う類のものであると思う。 で、そ…

ヲタは魔法をかけられたまま

松浦亜弥、中野サンプラザ夜紺に行く。 2006年のライブで幻滅して、 2007年のライブで納得して、 さあ、2008年の松浦は。 全編生バンドで行われたライブ、今日気づいたのは、生バンドだと圧倒的にヲタ芸がしづらい、ということ。まあそもそもしようとする人…

1.誰がアイドルを信じているのか

夏焼の件がとりあえず収束した、と見ていいのだろうか。 とは言え、STK対策ってのは本気でなんとかしないといけない。アイドルが、そうした存在がいることへの恐怖を感じることによってアイドルの魅力を削がれてしまうことはあまりにも悲しい。そこらへん…

ここぞという時に行けない

力技でなんとかなると思っていた℃-uteイベが両日ともに仕事で行けないという結論に達する。 どうしてここぞという時に行けないのか無念でならない。 というわけで、14日川口2回目と、15日大阪2回目チケを無駄にしてしまいました。 ℃-uteに対しても申し訳な…

℃-ute展望

℃-uteアンケートが携帯で答えられるほど短くて済むはずがないのでブログで書いてみる。 もちろん一番好きなメンバーはなっきぃにしたわけだが。●℃-uteとしての魅力はなんですか?● 『矢島―萩原などの年齢差からくる擬似家族的関係と、萩原―岡井等に見られる…

場のルールはどのように形成されるのか(2)

なんだかんだ他のことを書いていたので、℃-uteイベ品川を1週間遅れで振り返る。 仕事が終わってギリギリ間に合わせる、ということを2週連続でやってしまった。 ℃-uteヲタとして感想を述べるならば、最高だった、という一言で十分だ。最近の℃-ute現場では、…

ヲタ芸再考(4)

4.ヲタ芸の死 ハロプロの現場である程度確立したヲタ芸の型は、主に秋葉原で活動するようなマイナーなアイドルに対する応援の文化としていつの間にか定着したらしい。 気がつけば、昨年、今年と、メディアで取り上げられるヲタ芸というものが、もはやハロ…

ヲタ芸再考(3)

3.ヲタ芸の衰退 ヲタ芸がハロプロの現場において見られなくなるのは2005年だったか。僕は2005年10月16日の相模大野の後藤真希のコンサートで、はっきりとヲタ芸が打たれなくなっていることを感じた。今もって、僕はハロプロ現場におけるヲタ芸の衰退の理由…