身体

田川春菜“シンドロイチン”

℃-uteイベントの前に、八丁堀の「アート★アイガ」にて行われた展示、田川春菜“シンドロイチン”を見る。とてもよかった。 http://www.artaiga.com/tagawa_haruna.html 少女がタコに首を絞められ、タコの足が少女の下着をずり下げているような絵。 かびた巨大…

Bunkamura ギャラリー「トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展 ―アリスの時間―」

ザ・ミュージアム「レンピッカ展」のついでに行ったギャラリーの方が自分向きだった。 http://www.bunkamura.co.jp/gallery/100331alice/index.html トレヴァー・ブラウンの少女像がすばらしい。 少女・花・虫・キノコ・ドクロ・目・男性器・むくわれなさ。 …

m's秋葉原店

続いて、秋葉原駅前、大人のデパート「m's」秋葉原店に行く。最近の流れとして、性のカジュアル化というのがあると思われる。その象徴として、「テンガ」をはじめとする性にまつわるグッズのデザインのポップ化があると思うが、この店も敷居が低いというか、…

現代エロマンガ

秋葉原駅近くの書店で、エロマンガの立ち読みをする。正直、エロマンガについて全く知らない。だが、いま、「エロマンガ・スタディーズ」を読み始めたので、興味がある。エロマンガ・スタディーズ―「快楽装置」としての漫画入門作者: 永山薫出版社/メーカー:…

こやまけんいち「棘の部屋のお姫様。」

アートコンプレックス・センターのこやまけんいちの個展に行く。 http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT103/koyama.html 立体作品にて、蝶の標本よろしく、ピンにはりつけにされる少女。 そしていつものモチーフである、はさみ、血。 以前書いたが(ht…

映画『ラースと、その彼女』

…仕事前に急いで書いてるので、後で加筆・修正するかもしれません。2回目。壮大にネタバレしていきます。 この映画、やはり素晴らしいので、ぜひいろんな人が見てほしいと思う。渋谷シネクイントで2月6日までやっているみたいです。 あらすじ:アメリカ中…

映画『ラースと、その彼女』

これについては、長く書かなくてはならない。 近日中にでも、少女論・人形論をまとめたい気分だ。 渋谷シネクイントで見る。設定そのものがコメディ的であるがゆえに、様々な読み取られ方がしそうな映画である。『キサラギ』もそうだったが、見る者の立場に…

少女たちの憂鬱

ヴァニラ画廊『こやまけんいち展 「少女の胸を綴じる鍵」』を見にいく。少女たちの憂鬱作者: こやまけんいち出版社/メーカー: 書苑新社発売日: 2008/12/13メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (4件) を見るこやまけんいちの描く少女は、顔…

恋愛からアイドル現象を相対化する

恋もヲタクも全力投球といきたい斧屋ですこんばんは。 さて、アイドルへの執着が擬似恋愛である、などと言う向きもあるようですが、一体に恋愛とアイドル愛がどう違うのか、ようやく体感できてきたので書き記してみたいと思います。 恋愛をちゃんと始めて(…

写真集は萌えと親和性が低い(2)

先日のエントリで確認したように、写真集は、写真家の作家性がせり出してしまった時、萌えと親和性が薄くなってしまう。被写体であるアイドルが具体的に特定のどこかにいて、写真家がその被写体を写せる場所にいることが想像されてしまう時、我々がそこに参…

写真集は萌えと親和性が低い

僕は写真集を買う。 今まで買ったのは、矢口真里、辻希美、松浦亜弥、道重さゆみ、矢島舞美、嗣永桃子。ほか、グループの写真集もたくさん買っている。 それでいて、そもそも僕は写真集というものがよく分からない。なんで買うのかなあ。これは、ライブにな…

複相化戦略

アイドル概念は、恒星である。直視できない。それを観測するにはサングラスをかけないと。サングラスはメディアだ。メディアを介さないとアイドル概念を捕捉出来ない。ちなみに個々のアイドルは惑星である。恒星の周りで付かず離れずの距離を取っている。あ…

ガチの空間から生まれる倫理の可能性

お台場冒険王ファイナル・フットサル「Gatas CUP 2nd Round」 シンデレラがヲタ向けではないので、迷った挙げ句ガッタスを見にいく。 しかしながら、ガッタスも、どうなんだ、これはヲタの空間なのか、どうなのか、と戸惑った。 それは、ネタ化、メタ化でき…

ガッタス公開練習

暑い。すさまじく暑い。 練習開始時に、すでに心が折れそうになる。 ベンチが熱い。けつが焼けそうだ。 暑すぎてアマラオも出てこない。 さて、今日のめあては仙石さんとのっち。 なんだかともかくいやらしい雰囲気が表情・しぐさに溢れる仙石さんと、運動音…

おいも屋本舗に行って来た(2回目)

火曜日に、おいも屋本舗に行ってきた。U15専門のお店ですね。別に何を買うというでもなく。 昨年9月に一度行って以来だ。 「視聴覚室」で流れているDVDが昨年9月とほとんど変わっていない気がする。いいのかそれで。「いもうと倶楽部」の広告のポケット…

なっきぃソロ写真集届く。

A3サイズの写真集はやはりとんでもなくでかく感じる。 くんくん嗅いだらなっきぃは水彩絵具のにおいがした。 「しわ」が、身体の存在感を顕わにする。 ほおの豊麗線や、首のしわが、よく見える。 僕はどうしても生身の人間がアイドルをしていることを想っ…

夢と現実と。

夢を見る。 時々小説で、あまりにも思わせぶりな夢が描かれて興ざめすることがあるが、そんな感じだ。 僕の部屋にあるベッドは、下のスペースを利用できるように高床式になっているので、ハシゴがついている。そのハシゴが、「マスコミの連中」によって壊さ…

舞美の腋

繰り返して繰り返し過ぎることはないと思うが、「ベリキュー!」で舞美の腋ばかり見ている。これはもっと掘り下げて考えていい問題かもしれないのだ。「舞美は腋である。」 さて、ベリキュー合紺の予算を相当額に設定して良席厨になろうとしている私。 ある…

ケータイ小説「過誤・愛」

加護亜依のインタビュー2と3を見る。 「弱い人間」「弱い人間」と加護が繰り返す。その言葉は「人間は弱いものだ」という普遍的真理として受け取ろうと思う。「加護亜依は弱い人間だったので二度も過ちを犯しました。」そんな物語を消費して平気な面してい…

無知な美助っ人

加護亜依のインタビュー動画を見た。よく考えて言葉を選んで加護が話せば話すほど嘘臭い。どうでもいい。「無知でした、無知でした」と繰り返す加護。そんなもん分かってる。分かってて応援していたのですよ。無知であることこそが超越的存在であることの証…

すかいらーくグループリーグ最強決定トーナメント

久しぶりにガッタスの試合を見る。有明コロシアムに行くのは初めて。僕はスフィアリーグのガッタスしか知らない。当時はガッタスとカレッツァとドリームが三つ巴で、それ以外はフットサルに関しては素人のアイドル予備軍みたいな構成だった。 今日の出場チー…

2008 ハロー!プロジェクト新人公演 3月 〜キラメキの横浜〜

夜公演のみ無理やり参戦。 あーあ、パンフレットが売切れてたよ。 飛んで飛んで足の疲労感がかなり残る。 オールスタンディングも、最前ブロックの地獄絵図を避ければそんなに辛くないのだな。 100番台で入って、前から二つ目のてすりに寄りかかって見る…

ヴァニラ画廊・沙村広明原画展「娘達への謝罪」

久しぶりにヴァニラ画廊に行く。 体中を刺され、性器にいろんなものを入れられ、苦痛に顔を歪める少女達。 それにしても、いろんなものだ。 大きな釣り針状のもので貫かれたり、木の枝で性器から口までを貫通されたり、鎖を上の口から下の口まで通されたり、…

④ポップでベタ〜鳥居みゆき〜

鳥居みゆき氏の分析については七里氏のエントリが大変興味深い(http://d.hatena.ne.jp/nanari/20080119参照)。 さて、前回のアイドル論「③しほの涼」で指摘したのは、アイドルが芸人化し、芸人がアイドル化する流れの中で、「芸人はいまや自覚的に「ベタ」…

②女性アスリート・四元奈生美

雑誌「Number」が「女子力。」という特集を組んでいる。 女子アスリートのアイドル化、という問題は興味深い。茂木健一郎・・生島淳・辛酸なめ子の鼎談を拾いつつ、この問題についてちょっと考える。 そもそもなぜ女子アスリートがアイドル化するかというと…

横浜美術館「ゴス展」を見る。

まず、「ゴス」の意味がわからない。 6人の芸術家の作品が展示してあるのだけれども、そこから抽出できるのは、生きるということに付随する生々しさ、とでも言うようなもので、それをゴスと呼んでいいのだろうか。僕はその程度に捉える。これは昔からの僕の…

℃-ute新曲衣装

オリコンのページでの℃-uteのインタビュー記事の扱いが大きくてよい。 画像も多めでつい前のめりなのだが、新曲の衣装の何がいいかっていうと、まあ普通にかわいいんだけど、重要なのは胸のところにフワフワがついていて、さりげなく胸の大きさがわからない…

Hello!Project企画「ドラリオン」スペシャル公演(モーニング娘。)

タッチ会が気になったので行ってみる。 ヤフオクで妙に安かったのだ。距離感で考えればかなりお得なイベントである。 それにしても、タッチ会とは何か。タッチ会って、ハロー以外であるのかね?誰か教えてください。 運営側からすれば、握手会の簡易バージョ…

生ガッタス

もう先々週のことになるが、Gyaoの生ガッタスでのいしよしのコメントが印象的だった。 「フットサルを始めて一番嬉しかったことは?」の問いに、「台本とかのない生(なま)」に惹かれるという答えと共に、サポーターが彼女達へと向ける視線の質についても触…

レスへの希求

ヲタの実存的問題として。 今日はひたすらなっきぃにがっついていたんです、スケブをずっと持って。別にスケブに面白いこと書いてるわけじゃないんです。ただ「なっきぃ」って書いて、なっきぃ推しであることを不器用にアピールしているだけ。だって、なっき…