第2回モーニング娘。学会

無事終了。
モーニング娘。の話はほとんど出ず。

[第2回モーニング娘。学会]
8月13日(水)
場所:財団法人東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎第3会議室
時間:
午前の部「萌え論」:10:00〜12:35
昼休憩 社会科見学 ―おいも屋本舗へ行こう―
午後の部「アイドル論」:13:45〜17:00


当日会場1階に入ったら、使用予定のビジョンにでかでかと「モーニング娘。学会」と表示されている。ロックや。
3階会議室。去年も思ったが、会場が本格的だ。実際、内容は「学会」の名に恥じないレベルだった。
一応学会の会長という立場らしいので、司会進行は私。でも議論自体はとても生産的な形で進んでいったので、とりたてて僕が頑張ったわけではなく。
午前は萌え論。具体的な内容については学会のページを後で参照されたし。ただ、問題系としては、萌えは自閉せずに開かれるか?ということが気になった。萌えの定義を考えるうちに、そこに宗教性みたいなものをほのかに感じてきた。あとは、選択の偶有性にどう対処するのかという問題とか。また検討していきたい問題だ。
昼休憩中においも屋本舗に行く。結局何も買わずひやかしになってしまった。お店の人ごめんなさい。我々の能動性・受動性、清純さとエロについて考えさせられる。
午後はアイドル論。アイドル論はなぜ成立しにくいのか、というのがまずあるなあ。あとで自分の発表はもう一度整理していくが、情報化社会において、アイドル、そして私達がいくつもの「わたし」を抱える中で、どういった形で対象を認識していったらよいのか、その中でどのような「リアル」を模索できるのか、という問題がやはり重要なのだと思った。
夕方からはイタリア料理店で食事をしながら夜の部。内容はほとんど忘れてしまったが、なぜ写真集は萌えと親和性が低いのか、という点にある程度結論が出たのが面白かった。機会があればあとで書きたい。
その後20時過ぎに一応解散。
個人的には昨年よりもさらに実りあるものになったかな、という印象。オフ会でもなんでもない、「学会」というこの訳の分からない雰囲気よありがとう。緊張感と、居心地の悪さと、未知のものへの期待感と。僕はこの「モーニング娘。学会」に萌えました。意味が分からない。