アイドルは人間である。これは多分不十分だ。 例えば今日の辻は、松葉杖を含めて「辻」だった。 アイドルは、人間でもある。これならまだいい。 アイドルは芸術作品でもある。その存在はその物語によって「人生についてのなにごとか」を人に考えさせる（考え…

大臣「芝居こそ現実なのだ」 この舞台が「本格」であることによって、僕らはベタに、「Mystery of Life」について考えさせられる。そういうメタ的な機能も果たすセリフだった。大臣の息子「そういう愛ってなんかこわい」 そういう愛――その人の幸せのためなら…

本当に松葉杖アイドルやってます、辻。 まさか松葉杖で出てくるとは思わなかった。「ケガは大丈夫か？」と聞くトロワ（三好）。 髑髏がついていて、松葉杖も衣装化していたのが面白かった。 役自体は別に辻色というほどのものではなく、ゲスト出演といった感…

前半の終盤、王妃がすべてをばらしてしまうシーン。 多分気のせいではないと思うが、高橋は涙を流していた。 ここはマルシアの熱演がすばらしいんだけれども、しかし、この場面は舞台上がしっかりと統一的な空気を作れている、そういう波動みたいなものが胸…

石川梨華には、その名の通り「華」がある、と思った。今日もやっぱり歌には不安があった。高橋や藤本と比べちゃいけないんだろうけど、比べれば歴然としている。だからこそ、石川の「華」ということを感じられずにはいられない。その歌の部分を考慮に入れて…

リボンの騎士 ザ・ミュージカル、２回目を見に行きました。 今日はのんちゃんの初出演。 ライブと比べ格段に、日に日に変化していく様を感じることができるというのもミュージカルをリピートしたくなる理由である。 今日は３列目右サイド。近いし、前回は左…