試論:U15アイドルシステム

アイドルである人間を、事務所はしっかりと管理しなければならない。しかし、長い間アイドルに禁欲的生活を強いることもできない。さあどうしようか。(いやまあ、マンガ「つゆダク!」みたいなアイドルの性欲処理のための特別技術職があればまた別なのかもしれないが)
どうしてもアイドルが身体的に成熟してしまうにしたがって禁欲的であることに無理が出てくる、のであれば、アイドルである年齢を絞ってしまえばよいのではないか。


U15アイドルシステム】アイドルの年齢を大体12〜15の中学生あたりまでのおよそ三年間に限定する。期間を限定することで、精神的身体的負荷にも耐えうる。また、中学生という、恋愛においての禁欲性を保ちうる時期に限定することでスキャンダルを防ぐことも容易になる。昨年村上が不祥事を起こしてしまったが、事務所の管理を徹底すれば問題ない。中学生であれば、管理されることへの反発もまだ少ないと考えられる。
一方、ヲタとしても、身体的成熟がされきっていない、「性的でない身体」を愛でた方が、より安定した閉じた世界にいられる。どうしても身体的成熟が進むにつれて、「水着写真集」とかいうエロの要素が割合を増し、際限のないエロ競争に巻き込まれてアイドルが失速するおそれが出てくる。アイドルの「少女性」を愛でても、「女性性」を排除することで、「萌え」の世界に安住できる、はず。もちろんこのシステムでは、ヲタには、15歳を過ぎるアイドルを喜んで送り出していく礼儀が必要になる。
アイドルは15歳まででやめて、女優や歌手を目指す。そしてまたそれらにあこがれる少女(中学生)がアイドルとなり、世代交代をしていくという図。このシステムが構築できたら、結構長持ちするんじゃないかと思うのだが。ま、今まさに℃-uteU15というあたりにほぼ収まるわけだが、見なさいその輝きを。…って、なんかすごいロリコン趣味みたいな文になりましたよ。


うーん。やはり試論であって、現実的には僕自身も支持できそうにない。僕は中学生ってのはアイドルとしては年齢が少し低いと思ってしまうのだ。まあ、それはさておき、U15のアイドルシステムを構築するにあたって(ってさも自分がやるかのように書いてるが)最も今問題なのが、U15のエロの過激化である。U15にエロを求めるのは何か勘違いのような気がするのだが、最近の写真集であったりDVDにはひどく過激なものもあるらしいのです。そんなものがある程度多くの消費者に支持されるようになっては、もともとU15が持っている魅力というものが廃れてしまう。要は全てエロで片をつけるようなアイドル消費はアイドルを滅ぼす、といういつも言っていることです。今度はそんなU15のエロについて考えてみようと思います。