シニアグラフィティ第三回

劇団シニアグラフィティ第三回公演 昭和歌謡シアター 〜新宿の女〜』に行ってきました。
昼公演、2列2番という辻席です。
土曜日の昼なのに、スーツ姿で恥ずかしげもなく手を捧げている輩もいたけれども、それは俺だった。
最前列には多岐川舞子のファンが大阪やら岐阜やら愛知から来てたり、台湾から辻ファンが来てたりしたようだが、仕事の合間に無理矢理ねじ込んで参戦した自分も評価できる。
劇の内容は第2回の方が好きなんだけれども、でものんちゃんが好きなのでスケバン役もいいのです。辻の声にビクンと体が震えてしまう。「萌え震い」です。久しぶりに出ました。
辻の役は劇の内容からすれば、ちぃとも必要じゃない。なくていい役です。「希望の光学園」という名前と共に、辻は形式としてしかこの劇に存在しない。意味の世界には入ってこないのです(ちなみに役名は前回は「辻村のぞみ」、今回は「辻村ひかり」でした。次、「こだま」?)。そんなどうでもいい役こそ、辻の本領発揮の場です。
劇中も、MCでも相変わらず九九ができない辻である。「6の段あたりからあやしくなる。」7段は分かってない。覚えてない。足していかないと九九が分からない辻である。まとめると、次のようになる。「辻は計算不能」。それでいいじゃないですか。辻は計算できないのです。辻は計算してないのです。だから、奇跡。計算不能な存在なのです。それに振り回されるという快感。
そういうことも分からずに、辻を計算の範疇に入れて、数字で表そうなんてしちゃえば、たちまち辻っていうアイドルは台無しになってしまうんです。そんくらいは誰でも分かること。
2×2=死なのです。