言葉の身体性

「美人」より「かわいい」ほうが好まれるリユウ(http://d.hatena.ne.jp/umeten/20070201/p2
ここでも前(http://d.hatena.ne.jp/onoya/20060322)に僕が言ったような「言語の身体性」みたいなことが言われているわけですが、美人(ビジン)と同じく辻も「ツジノゾミ」と濁音が二つも含まれている。じゃあ「ツジノゾミ」という言葉に圧迫感を受けるかというと、「の」「み」に救われるのです。ナ行・マ行の力です。「の」「み」のおかげで「じ」「ぞ」がファンシーになってしまいます。「じぞじぞぽん!」てなもんです。あー、あいぼんよ帰って来い。

今日始めて辻希美をカタカナ表記してみたが、なんか微妙な曲線の集合体がうごめいている感じがして、それ自体はかわいくないな。ツジノゾミ。うーむ、カタカナはかわいくない。つじのぞみ。ほら、かわいいかわいい。