N0をひさびさにちょっとだけ見た

ひさびさにN0を見た。1月19日、渋谷区文化総合センター大和田の6階、渋谷伝承ホール
それにしても、なんで3年半以上このグループが継続できるのだろう。もう初期のメンバーは跡形もないのだが、ひとえに運営の企画力によるものだと言えるかもしれない。非難を受けながらも、ひとまずいろいろやってみるというのは大事なんだと思う。いずれにしても、このグループ見てると、アイドルってなんだろう、どうしてそこまでしてアイドルでいたいものなんだろうと考えさせられる。ちなみに自分はこのグループの立ち上げのイベントに参加している。当時のレポは以下の通り。
参考:「会って、話せて、デートができるアイドルついに始動!」
http://d.hatena.ne.jp/onoya/20100813/1281718244

300人以上入るホールに50弱という微妙な客数で、相変わらずいい感じの内輪感を出していた。時間の都合で25分ほどしかイベントを見られなかったので、その部分だけレポを。12期生見習いの試練として7万円売り上げないと失格という条件の発表、そしてNゼロアワードとして、誕生祭売上部門、クライアント(ファン)数部門、一日売上部門、総売上部門ということで、具体的な金額と3位までのメンバーが発表される。プロデューサーの安藤氏が、芸能人からもらったというお菓子の類をメンバーに賞品としてあげていた。まったくもって、ブラック企業の営業マンのようなアイドルである。そしてそれは結成当初から全く変わっていない、という点で一本筋の通ったアイドルグループである。
続いて、年間クライアント様部門ということで、イベントの参加回数が多かった(そしてあるメンバーに金を払った)ファンの発表が行われた。1位のクライアント様にはメンバー手作りのお弁当を、50分の打ち合わせ(デート)中に食べることができる権利が与えられる。なんか以前の制服向上委員会をちょっと思い出した。3年前は、クライアントの実名を晒していたように思うが、今回はハンドルネームでの発表であった。そこだけ見て、そそくさと会場をあとにする。



ステージに上がるクライアント様たち



なんか、相変わらずだなーという感じである。何度も述べているが、自分はこのグループを否定しきることができない。3年前の、グループ結成段階で、「ぼくは「AKBN 0」はそんなに成功しないだろうと考えている。でもその行く末は気になる。どうやって失敗するかに興味がある」と自分は書いているが、まだ続いている。今度も、たまに、見たい。