津山〜東京 地方アイドル巡礼記(津山旅程編)

3月17日、津山で行われた「ご当地アイドルフェスタ」を見てきた。


3月16日夜、夜行バスで関東を出て、岡山へ向かう。朝2つパフェを食べてから11時には津山に着こうという時間ぎりぎりの計画を立てていた。
朝6時40分に岡山駅に着く予定が、6時50分過ぎの到着となり、走って電車に乗って一つ隣の北長瀬駅へ。小雨の中、歩いて10分の岡山珈琲館大野辻店へ。サンドイッチと「豆パフェ イチゴ」(380円)を食べる。ジェラートがおいしい。



▲豆パフェ イチゴ(すぐ撮らなかったのでアイスが溶け気味)



岡山ドームを望む。北長瀬駅前には広々としたスペース。


雨もほぼやみ、7時46分北長瀬発の電車で岡山に戻る。8時7分発津山行きの電車に乗るが、踏み切り故障かなにかで発車が遅れる。困った。10分以上遅れてようやく発車。車窓から望む風景は、どんよりと曇った天気に、森にかかったもやが、水墨画のようだ。川と国道と並行しながら北上していく。9時4分に福渡駅に到着。徒歩20分のところにある建部ヨーグルトを目指す。しかし10時10分の電車に乗らないと津山のイベントに間に合わない。あまり時間が無い。



福渡駅


▲川にかかる木造の橋。これは仮に架けられているものなのだろうか。


もっと暖かいかと思っていたが、冷える。冷えるが、パフェを食べるために歩く。20分歩いていても、歩行者に全然出会わない。国道沿いのお店に入る人をかろうじて見るばかり。電車から見えた、頼りない木造の橋を渡り、しばらく歩くと建部ヨーグルトに到着。朝9時から営業しているとは言え、客が来ることがほとんどないのか、店員さんも驚き気味で接客をしてくれた。フルーツパフェ(400円)を食べる。さすがにソフトクリームとヨーグルトの味は確かで、無駄なものが入らずにこれで400円は非常に安い。



▲パフェを食べたヨーグルト工房を含む施設の看板


▲お店の入り口


▲フルーツパフェ


同じ道を駅まで戻る。やはり人がほとんどいない。余計なお世話だが、地方に行くととにかく人がいないことに驚く。そして地方経済ってどうやってまわっているんだろう、と勝手に思ってしまう。10時5分くらいに福渡駅に戻ってきた。人が10人弱いて、みんな向こう側のホームにいたのだが、岡山方面に行くようだ。自分以外誰も津山方面には行かないみたいだ。電車が来て、近くのドアのボタン(地方の電車はボタンを押さないとドアが開かない)を押すが開かないのであせった。最前車両しかドアは開かないようになっているらしい。電車の中は座席がほとんど埋まるほどに乗客がいた。その中のかなりの割合がアイドルヲタか鉄ヲタ(かその両方)だったに違いない。電車は10時52分くらいに無事津山駅に到着した。


11時から、津山さくらまつりPR列車の発車式が津山駅ホームで行われた。アイドルヲタ・鉄ヲタがわさわさ集結。写真は撮り放題。駅長やら誰やらのご挨拶、メンバーによる乗客へのチラシの配布、そして発車式。



▲SakuLoveのみなさん


11時半過ぎ、関西のヲタの方々と昼食。ちょっとアクシデントがあったが、無事津山ご当地グルメ「ホルモンうどん」を食べることができた。しかし、土曜の昼なのに、やはり歩行者が少ないのだった。



▲ホルモンうどん。おいしいよ。


開場の津山文化センターへ向かう。城跡の近くにある立派な建物。整理券が配布されていて、番号は80番台。1000人のキャパのホールで、自由席ってのが訳分からん。客が何人来るのかも気になった。さて14時開場。かなり客もいて、結果的には300人ほど集まったようだ。ライブの感想はまた後で。ライブが終わったのが17時20分くらい。その後物販が1時間以上行われた。


▲津山文化センター


▲イベントのポスター


▲津山の夕暮れ


関西のヲタの方々、帰りの電車が迫っていたので、居酒屋でささっと食べて帰ることに。地方アイドルの話をいろいろできて楽しかった。自分は夜行バスなので、定食をがっつり食べて居酒屋を後にする。ネットカフェで時間をつぶし、津山駅前23時発の夜行バスで関東へ。濃密な一日だった。


▲居酒屋にあったSakuLoveのサイン色紙