山口〜福岡〜六本木 地方アイドル巡礼記(六本木編)

福岡から関東までの夜行バス移動は体力的に不安があったが、意外にもよく眠れて、なんとかなった。3月11日、午前11時に横浜着。


眠い中あまり考えもせずに六本木に向かったら、電車をいろいろ間違えて開演時間過ぎてからの入場。
三陸鉄道チャリティライブ。出演はJK21テクプリ、青春女子学園、ほいっぷ★Girls、ぷりんせす♪りぼん、ミラクル、H&A.、ステーション♪
もう1週間も経ってしまったので、手短に感想を。六本木BeeHive、入り方が分からない建物だった。客数は70〜80くらいか。
JK21は昨年2月に初めて見たが、なんというか、コクのあるグループだなあと思う。その一因が番長にあるのは間違いない。
テクプリは…、すいません、あまり印象に残らなかった。
青春女子学園、2日連続で見ることになったわけだが、ライブ初見の人にも楽しい曲なのでは。前の方に常連ファンと見える方々が結構多かった。「シャラララ」の際に、観客がしゃがんで手を捧げる動き。以前Jewel Kissライブでも見た、立ち見の客があえてしゃがんだり正座したりという動きは、うまくいくと現場の統一感を生んで温かく感じる。青春女子学園の雰囲気、いいです。
北海道のアイドル、ほいっぷ★Girls。いつか見たいと思っていた。しっかし、ずるいなこのグループ。セットリストは、「行くぜ!怪盗少女」、「ShootingStar」、「いちごパフェ」、「頑張って青春」、「ありがとう」。怪盗少女、いちごパフェやったら、盛り上がるに決まってる。実際、このライブ全体で一番盛り上がった。自己紹介でも「ほいがるのリーダーと言えば、かまたーん↑」とももクロ夏菜子のノリで。MCもなんかわいわいしてて、アイドルを楽しんでいる感じが好感が持てる。
ぷりんせすりぼんやみらくるの小学生感はすごかった。H&Aと含めて、静岡のアイドルをまとめて現地で見たいものだ。
ステーション♪の出番前に震災1年の黙祷が行われたが、「もくとう」と言われてから、いつ終わったのか分からないままステーション♪の出番となった。まだまだメンバーのスキルは発展途上と言ったところ。


ほいがるの物販で、ほいがるの初のシングルCD「ありがとう。」を買う。メンバーから名刺ももらい、リーダーからはJewelメンバーとも仲いいんですよーという話を聞く。さて「ありがとう。」はほいがるメンバーによる作詞らしいが、これはファンに向けての歌であって、
「ありがとう」いつでも 「ありがとう」みんなの ほいがるでいるから
というように自らのグループ名も入った完全に閉じた曲。別になにも面白くない曲なんだけど、こういったアイドルとファンの閉じた空間を作ろうとする曲については興味がある。


まったくまとまらない感じで、最後に最近強く思っていることを書くけど、「かわいい」はアイドルの必要条件では全くないなあと思う。
それからもう一つ、アイドルを成り立たせるための3要素ってのを考えていて(こんなのすでにいろんな人が考えているけど)、1.アイドルとみなされる対象、2.対象をアイドルとみなす主体、3.それらが成り立っている場。なんでこんなことを考えているかというと、地方アイドルを含めて誰でもアイドルになれるかのように思われる中で、どのようにアイドルが成り立っているのかをちゃんと考えなきゃと思うから。さてそろそろ同人誌の文章も練らなければ。