AKBN 0 5thライブ 「私達の持ち歌がいくつかできました!スペシャル」(イーストステージいけぶくろ)

2月27日(日)、AKBN0の5thライブを見てきた。会場であるイーストステージいけぶくろは、豊島区民センターの6Fにある、客席数214の小ホール。空席はあまりなく、9割以上は確実に入っていたように思う。
前説に芸人(マセキ芸能社のしょーご)が出てきてしゃべる。アイドルヲタの芸人なので、アイドルネタで盛り上げようとするも、客席の一体感のなさ。というよりも、現場を一つの雰囲気にしようという気が観客にあまりなく、芸人をほっておいてファン同士が大声で話したり、ライブに向けた打ち合わせ的なことに興じる。それは芸人の後を受けた司会役の女性に対しても同様。基本的に言うことを聞く気がない。ライブ前から先が思いやられる雰囲気である。

以下、セットリストをたどりながら辛口の感想を述べていこうと思う。(曲名表記ミスあったらすみません)。


1 言い訳Maybe(全員)
2 大声ダイヤモンド
 佐藤キャメロンかすみさんセンターで開始。ひとりだけ濃いピンク色のジャケットを着ている。「かすみん」はなっきぃ似なので推しているのでした。ともかくMIXがすさまじいうるささ。いい悪いはともかく、ヲタ芸を盛大に打てるがためにこの現場に来ている客が一定数いると思われる。


MC(自己紹介)
 売り上げランクで一位になった「吉川コトノンことの」と、かすみんがジャケットの交換。一位のメンバーが色の濃いジャケットを着るならわしのよう。そして自己紹介。それぞれお姉ちゃん担当、妹担当、おバカ担当など、グループ内で「〜担当」が決まっている。それにしても、MCを全然聞いてない。関係ない絶叫が多い。


3 十年桜
4 会いたかった
 「会いたかった」で最前列の観客とハイタッチするメンバー。曲中に少しでもすきまがあると、途端にMIXが差し挟まれる。


5 ギュッ(横断歩道走り隊→サンシャイン通り走り隊)
6 青春のフラッグ
7 走り隊GO! GO! GO!
 2・3期生による「横断歩道走り隊」が今宵限り「サンシャイン通り走り隊」を名乗って3曲。松上ゆーにゃん祐子の人気が異常。それともネタ的な消費なのだろうか?


8 付き合ってるのに片思い(1期生)
9 職業:アイドル。(1期生)
カラオケ大会の表彰
10 ぁまのじゃく(綾瀬まニャ麻奈夏)
 1期生が歌い、その後以前行われたカラオケ大会の表彰と、優勝者の「まニャ」の歌披露。けっしてうまくない。しかし、ライブ全体を見て思うが、昨年のデビューやセカンドライブを見て以来の自分からすれば、だいぶ歌やダンスのパフォーマンスが上がっているという印象。もちろんそうした成長を見るのがアイドルの楽しみ方の一つであることは言うまでもない。


11 ハート型ウィルス(チームT)
12 スキちゃん
13 恋シテFOREVER(オリジナル曲)
 チームT(構成メンバー忘れた)による3曲。ともかくAKBNのイベントはスタッフの人数が足りないのか、現場の管理がなっていない。関係ない座席のファンが通路に出てきてヲタ芸を打ちまくり、通路で仰向けに寝てロミオ(ケチャ?)をしても何も注意されない。それどころか、総責任者安藤氏はそこを通りかかっても苦笑いでスルーしている始末。


14 禁じられた二人(4期生)
15 1!2!3!4!ヨロシク!(チームC)
 なんかここまで書いてきてほとんどいいところを書けていない気まずさは感じているのだが、気づいたことをそのまま書く。メンバーは割とがんばっているのに、普通にケータイでゲームしている客、おしゃべりをしている客が前方でも目立つ。


16 小さなしあわせ(オリジナル曲)
 これはチームC(高橋キャサリン玲海・桜木アリスもも・綾瀬まニャ麻奈夏)のオリジナル曲。ファンによる楽曲提供らしく、そのファンが会場後方に来ており、曲中にその曲のノリ方を自らの身体で周囲に示すというかっこいいことをしていた。彼は高橋推しであり、好きなアイドルに曲を捧げたわけで、ファンとしてはとても幸せであろうと思う。
 

ヘリウム缶贈呈式
 ヤフオクに出品されていたメンバーの使用済みヘリウム缶の贈呈式が行われた。毎度(おそらく)落札者は実名で呼ばれ、ステージに上がらなければならない。今回は落札者の一人がおネエ系の言葉を使ったために、客席から「ドドスコスコスコ…」の大コールでわけわからなくなる。


17 恋愛レボリューション21(全員)
18 LOVEマシーン
19 大好きだよ
 ラブマ後のMCで、デビュー曲発売日が4月6日に決定したことが発表される。新曲「大好きだよ」はAKB的な曲だと思った、あくまで印象だが。


20 アイドルバカ一代
 毎度のことだが、最後の曲は観客もバナナを持たなくてはならない。今回はサイン・メッセージ入りバナナがメンバーから客席へと投げ入れられた。


 さて、この後これまでの(一応)楽しい雰囲気を一変させる「お知らせ」の発表になるのだが、時間の関係で後日の更新へ続く。なんだかほとんど悪口に近い感想になって、本意ではないのだが、常連でない観客から見た感想はこんなものではないかと思う。そこが一番アイドル現象としては興味深いところだし悩ましいところなのだが、考察に入る前に今日はおしまいです。