小宇宙の中で愛を叫ぶ自分

結果的に、おとといの日記が多くの人の不快感と反感を買ったらしい。で、鈍感な僕は当初何に対して怒っているのか(そもそも怒っているのかすら)よく理解していなかった。なんでこんなどうでもいい日記にブクマがついているんだろう、みたいな。
しかしながら読み返して見ると、確かに激しいことが書いてあるし、誤解を生んでも仕方がない。僕は「ネタ」ですよ、と日記のいろいろなところにちりばめたつもりだったのだが、今読むと確かにこれでは伝わらない。そもそも問題なのは、ネット上でも一度もコミュニケーションをとったことがない人が攻撃対象であるかのように結果的に書いてしまったこと。これはまずかった。ネット空間という不透明な場で、いきなり攻撃的なコミュニケーションを仕掛けてしまったような形になった。挨拶もなしに土足で踏み込む、みたいな、非常に乱暴なやりかたになってしまった。僕の日記をある程度継続して読んでいただいている方(大していないけど)だったらまだこの日記の意図を取れたかもしれないが、初対面の人にとっては、「僕は℃-uteのことをよくしっています。他の下らないテキストといっしょにしないで下さい」って、そのまま受け取りますね、確かに。
いやーなんかほんとにもうごめんなさいとしか言いようがない。
僕はちょっと言葉に甘えすぎた。自分の意図が伝わるだろうと、言葉に対して繊細さを欠いたようです。ちょっと初心に返る必要がある。僕は繊細なスタンスを貫いてきたつもりではあったが、どうも日記の文面が最近偉そうだ。そうじゃない、アイドルを推すって、基本ラインとしてバカ(これはもちろん侮蔑ではありません)ってのがあるもんな、と思って昨日久しぶりにバカな自分に素直に日記を書いてみた。


最近見失いがちであったヲタとしてのスタンスを自戒を込めて明確にしておこうと思う。
①ヲタはバカだ(もちろんその中で優劣だとか言う気はさらさらない)。
②アイドルを語る行為はどんなものであっても所詮自慰行為でしかない。
③ただ、アイドルを殺さないための倫理は持っていたい。
このルールに僕が反しているように多くの方に見られてしまったことは素直に反省したい。アイドルを一つの型に押し込めること、それはアイドルを殺すことに他ならない、って、僕がまさに言いたかったことなはずなのに。個々のアイドルを概念に押し込めることの愚かさ、それはアイドルを愛することから消費することへの変化だ、たぶん。


今日仕事中にずっと以上のことを考えていた。僕はやはり軸がぶれているのかもしれない。
不快感を与えてしまった方には改めてお詫びいたします。ごめんなさい。
許されるなら、僕はこの件をネットでのコミュニケーションについてのいい教訓としたいと思います。