平成レボリューション

夜公演にギリギリ間に合う。6列。
いや正直、どうかね。
見方はいろいろあって、是永やかにょんを見るとか、アドリブ(ヲタ向けのネタ)を楽しむとか、単純に舞台を楽しむとか、選択肢はいろいろあるのだけれど、僕はどういうスタンスで舞台を見ようか戸惑った。確かにハロプロの舞台としては及第点の出来ではあると思うのだけれど、何かが足りない、と思ったら、あれだ、単純だ、推しがいなんだ。それだけだ。
基本的にハロプロの舞台の主題はそのまま文言で伝えても説教臭くなるようなものだが、それを「物語」を背負ったアイドルが発することで説得力を持たせる、という作りになっている。だけども、たぶん僕が思い入れのないメンバーしか出ていなかったせいで、僕が見たのは「アイドルの舞台」と、「舞台にアイドルが出ている」の中間地点くらいまでに希釈されてしまったものだった。それなりに笑ったりもしたが、魅了はされず。もし主題がアイドルという存在について考えさせるものだったらまた話は別なんだろうなあ。そういう意味では、ゲキハロに期待したい。