コスプレ大会

朝は通路席なのではみ出気味で体動かしました。
白いTOKYO』は村上の印象が強い曲だったんだなと今さら思う。オープニングとして、心躍る。なによりも違うのは、おととし、去年と、この合同紺のわさわさした抱き合わせ感、ごった煮感にネガティブだった僕が、ステージ全体に対して心開ける状態になっていたことだ。ステージがキラキラしてた。で、のんちゃんはちゃんとへそ出てます。よしです。出演者全体として、その中でも特にベリ工が際立ったが、衣装がアニメのコスプレみたいだった。いちいち比較してないが、これまでとは明らかに違う気がした。メイドみたいな夏焼とか、嗣永あたりを中心として、ただアイドルの衣装、という以上のものを感じた。そんなわけで、今年、のっけから虚構感バリバリできましたよ。
MC(吉澤ひとみ卒業発表)ですが、2日目の反応としては、特に悲鳴も起きず、穏やかに受け入れたという感じか。特に心配になったり、納得行かなかったりするような発表ではないためか、それがライブそのものに与えた影響はほぼ皆無。
桜チラリ/℃-ute』、僕は勝手に、AKBの『スカート、ひらり』を思い浮かべてたりもしたんだけど、単純な振りの曲で、機械的に踊って楽しめる曲でした。ステージ右ののんちゃんが楽しそうに踊るのを見ながら踊った。
『雪/愛×あなた≧好き/高橋愛 With MC GAKI』。新垣って完全にヲタに認められたんだなあと思って感慨深い。
『晴れ 雨 のち スキ/辻・夏焼・須藤・菅谷・矢島・三好・岡田』。最後ののんちゃんのウィンクです。今年も頑張れそうです。
『香水/新垣・亀井・道重』。メロンの偉大さが分かった。この三人ではきつい、が、新垣は頑張っていた。
大きな愛でもてなして/Berryz工房℃-ute』。「顔の不足感」というものを松浦、嗣永に感じてきたが、℃-uteの鈴木にも感じました。顔の何かしらパーツが足りない感じ。
『寒いから冬だもん!〜どうもこうもないっすよミキティー〜/藤本美貴With萩原舞岡井千聖』。藤本の表情がとても面白い。終盤でまいまいに「どうもこうもないっすよ、ミキティ」と励まされる(?)ところでの表情。「…うぃっす。」みたいな、「しょうがないなあ」みたいな、牙を抜かれたミキティの微妙な表情がたまりません、が、今うまく思い出せない。
スッピンと涙。/辻』。辻はもちろん歌がうまい。だからこういう歌も歌えるのであるが、それがネックだよなと思ったところで松浦を思い出してしまった。能力がある「あやや」が「松浦亜弥」になってしまったみたいに、まさか「のんちゃん」が「歌手辻希美」になることはあるまいな。そういやこの歌の時はへそを封印してたような…。しかし、そうそう、辻自身、「辻性」ってのからは逃れられないはず。そこは、疑うまい。
『愛すクリ〜ムとMyプリン/美勇伝』。若干なめてました。僕はあんまり映像としてこれを見ていなかったので、「クリ〜ム」と「プリン」はなんとか比喩表現としてとどめて、指示対象は明示しないのだと思っていたら、しっかり「胸!」「尻!」と指でなぞるんですね。うーん、僕は肯定したくない。あまりにも、あまりにもで、正視に堪えないのだが、これはほんとヲタがどこにラインを設定するかなんだろうなあ。僕は「やりすぎ」だと思っちゃうんだな。でも、会場の大体の雰囲気で、これはこれでハローのラインとしては、乗っちゃってる気はする。でもさあ、梨華ちゃんの「欲張り愛す」が衣装から「溶け出」しそうになっているのを見てるのはどうも気が引けた。岡パイに狂喜するのは「正しい」気がするのに、梨華ちゃんに対しては「かわいそう」みたいな感情が出てきてしまうのか?それとも、その肉感が厳然たる大人の女性を感じさせてヲタである自分がその「他者性」にひるむのか?しかし体調不良で笑顔でバニーではみ出している梨華ちゃんがいたら、応援せざるをえないってとこはあるんだろう。そこで「がんばれ」か「バカだなあ、もっとやれ」であるかは大した問題じゃない。…うーん、寛容というのか、何でもありというのか、こういうハローの世界が、全体としては好きだ。
『まごころの道/美勇伝』。でさあ、そのバニー衣装のままこれを歌うか。むしろそこが一番の笑いどころだった。
踊れ!モーニングカレー/モーニング娘。』。狂気があった。そういう瞬間ってめったにないのだ。「すごいもの」と遭遇した。「モーニングカレー」の連呼の直前、「でもやっぱ切ない」とか「でもやっぱ庶民」の部分で、人が歌っていると思えないような高音の歌声に気が狂いそうになった。ありゃ、神かなんかその類だ。魂震わされちゃいました。松浦と一体化した体験以来の、現場での宗教体験。
『Say yeah!〜もっとミラクルナイト〜/全員(台詞:道重・久住)』。名曲。