ヲタ的なエコ研

テレビ・ラジオ・動画をすべて視聴しようなどとは決して思わないんだけれども、視聴したいものに限っても追いつかない状態が続いている。
ハロプロアワーハロモニCurious nono…うーん、列挙してみると大した量じゃないはずなのに。
先日ようやく辻希美出演のエコ研を見た。辻にはやっぱり役作りのいらない役がいいなあ。演技をしている辻は見たくない。辻自体が作品なんだから。
ところで、エコ研では、女子大生がエコに関して真剣に語るシーンが多いのだが、どうもそれがネタにしか聞こえない。そんなことを真剣に語りそうにない女子大生(いかにもバカそうに描かれている)がダムの貯水率を逐一気にする、という図はなんだかとてもわざとらしい。そいつにとって重要でないと思われる瑣末なことにこだわる態度はヲタ的と言っていいんじゃないのかなあ。
で、じゃあこのドラマの意義は、ということだが、このドラマって、エコの問題に関して深刻に問いかけたいのか、それとも「明るくポップな感じで環境問題を取り上げる」のかがよく見えないのだ。
http://d.hatena.ne.jp/onoya/20060710 でも書いたけれども、恋愛至上主義みたいな女子大生がエコ研に入っていることで、恋愛→エコという飛躍を持ってこれる。そうやって論理的でない形で倫理を持ち込むのが狙いなんだとすれば、面白いドラマだなあと思う。

続いて、『モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース』を聞く。
これは萌えられるな。テレビで顔やしぐさや諸々の動きを見ているときと違って、声のみに一点集中して聞いてみると、また新たな認識が与えられる。内容のほとんど無い放送ではあるが、まさにそここそ道重ワールド。意図してそう聞こうとしたわけではなかったが、一瞬小倉優子が話しているんじゃないかという気さえした。僕はハロ以外のアイドルをあまり知らないけれど、道重って小倉に近い位置にいるんじゃないかと思う。

さてそれから、これ。
モーニング娘。/岡井千聖/萩原舞
ミニアルバム「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!」 ですね。
メリピンは置いといて、
『寒いから冬だもん!〜どうもこうもないっすよミキティ〜 / 藤本美貴 With 岡井千聖萩原舞』って…
夏ハロ紺で理解不能だったまいまいのMC「どうもこうもないっすよ」をここまで引っ張る意味が理解不能理解不能。でも理解不能なものこそ語りがいがあるんだよね。

…ほんと、テレビ・ビデオ・ネット動画・雑誌・CDとか、現場で見なくても情報化社会は忙しくアイドル消費をさせてくれる。在宅でも十分忙しくなるよなあ。