離れたところで

小川麻琴が卒業した。
僕が仕事している最中に卒業した。
僕から20kmほど離れたところで卒業していった。
なんとか見れないものかと思ったけれど、
無理だった。
残念ではあるが、でも小川を愛するヲタが温かく見送ってあげたんなら、
僕の出る幕はない。

うーん。

で、この手持ちぶさた感だ。
ヲタ現場から離れたところで、この空虚な感じだ。
コマ劇場どころか、ハワイはもっともっと遠かった。
9月のカントリーとか、メロンとか、松浦とか、
いろいろ行こうかと思案している。

うーん。

昨年の感覚が戻ってきそうで恐いんだ。
このまま現場から離れたところで、
自分は仕事人間にもなれるんだろうという予感。
どんなにヲタとしてのあり方を愛していても、
そういう人生は他の人生でも代替可能であることを感じ始めると苦しい。
でもって、どっちがあるべき自分かなんて一瞬でも問うてしまうんだ。
わたしは わたしが わからない

でも、現場から離れたところで、
自分のヲタの血ってのは失われそうにはない。
それはよく知っている。