クリスマスそしてよいお年を

仕事を納めた。
ようやくメロンのことが書けるじゃねえか。
25日夜のことを今さら書く。


開演ぴったりに座席にたどり着いた。あぶないあぶない。
今回はなんといってもセットリストのよさだ。
電話待っていますやら遠慮はなしよやらガールズパワーやら、
盲信でもいい、もう死んでもいい。と思える曲の数々だ。
そう思えるからこそ、もう少し生きてみようと思える希望もくれる。
いやまあ大げさだが、本当にすばらしい空間だった。


メロンの曲はよくハモりのところを歌ってしまう。
夏の夜はデインジャーで、後ろの列の男二人がハモりを熱唱していた。
なかなかうまい。
おかしさをこらえながら、自分もハモらせる。
ある範囲で設定された枠の中で、自由に振舞えること。
その枠がやっぱり広いんだな、ヲタの空間って。心地いいよ。


去年も書いた気がするが、今一番安心して見れるんだな、メロン。
今一番寄りかかれるんだなあ。まかせられるんだ。
それって、やっぱり、ずっと4人であるという安心感なのかなあ。
なんて個性の強い4人。…なんて、どこでも転がっている言葉かもしれないけど、
とてもいいバランス、いい按配ですよ、メロン。
その中でも、村さんのトークに癒されるんです。
僕はひさびさ、メンバーの名前を叫べたよ。
儀礼としてでなく、単なる感情の発露として。


今年がこうして終わる。
来年?中野で始まるのだろうか?
そういえば、過去を振り返ったとき、その時期その時期がいつもどこに参戦したかで思い出される。
世間の季節感覚よりも、それがいい。
代々木は夏の季語、中野は冬の季語。
それでいいじゃないか。
きくだとかすいせんだとか…花の季節は全く分からない僕だ。