雑誌『装苑』4月号「アイドルとファンをつなぐ色」

装苑 2017年 4月号 (雑誌)

装苑 2017年 4月号 (雑誌)

先月末に発売された雑誌『装苑』にコラムを載せています。今日のイベントの出演者についても、掲載しているグループもいるので、いろいろと書いておきたいと思います。このコラムの要旨は、色はアイドル現場におけるファンとアイドルをつなぐコミュニケーションツールなのだ、ということでした。
今回のイベントでも、まねきケチャdrop神宿、わーすたが衣装を色分けしていましたね。これは見分けがつきやすいようにということでもあり、キャラ付けの意味もあり、ファンの方でも誰のファンかをキンブレなどによってアピールできるという意味があるわけです。
まねきケチャdropは属性に合わせたメンバーカラーが設定されています。神宿はおそらく動物に合わせた色設定ですが、イメージキャラクターが象のメンバーの色が青なのは、そうしないとキンブレやらグッズ展開にも支障があるせいでしょう。一方で、青の動物ってなんだと言われると適切なものがなかなか出てきませんし。
キンブレはいまやアイドル現場に欠かせないツールになっていますが、大阪☆春夏秋冬の時には誰も使ってなかったのが印象的でした。繰り返しになりますが、ステージ上の演者によって、また音楽・パフォーマンスによって、ファンの応援文化(使用ツール)が如実に影響を受ける、というのは現場で見ていてとても興味深いものでした。