「超文学フリマ」 in ニコニコ超会議2で新刊出します。

「超文学フリマ」in ニコニコ超会議2で新刊を出します。


『斧屋のアイドル−宗教論』(新刊)
(全108頁、価格:500円)
日時:4月28日(日)10〜17時
「超文学フリマ」in ニコニコ超会議
場所:幕張メッセ 展示場7ホール
サークル名:「ムスメラウンジ」
ブース:ウ−22


斧屋初の個人誌ということで、お安くワンコインの設定でございます。
2004年度の学部卒論「アイドル「オタク」の宗教性」に加え、
アイドル批評誌『アイドル領域創刊号』(現在絶版)収録の「アイドルを語ることの困難とその意義」、
そしてはてなダイアリーで書いてきた文章も含めて、
「アイドル−宗教論集」として今回まとめました。


アイドルって宗教みたいなもんだよねー、と安易に言ってしまうのは簡単ですが、
もう一歩踏み込んで自分はいろいろと考えてきたつもりで、
今回いい機会なので、これまでの思考の過程をまとめてみました。
「いい機会」と書いたのは、今回二つ隣のブース、「幹線空港」さん(ウ-24)の同人誌『ソシゴト Vol.3』の中で、
昨年『前田敦子はキリストを超えた』を著したことでもおなじみの批評家・濱野智史さんと、
幹線空港の三人で行ったアイドル、宗教をテーマにした座談会の様子が掲載されるからです。
せっかくなので、この機会に自分の「アイドル−宗教論」を出しておくのがよいかと考えました。


当日はアイドル批評誌『アイドル領域』の既刊「Vol.3」「Vol.4」「Vol.5」も販売します。
アイドル領域については、なにか割引企画を行うかもしれません。
4月28日はぜひ幕張メッセにお越しください。
ニコニコ超会議」では他にもいろんな催しが盛り沢山のようですし、文学フリマも含めて楽しいイベントになると思います!





『斧屋のアイドル−宗教論』
目次
●卒論:アイドル「オタク」の宗教性(2005年1月)
●総論:アイドルを語ることの困難とその意義(2009年12月)
●アイドル−宗教論集
アイドルの固有名詞
レスへの希求
1.誰がアイドルを信じているのか
2.アイドルを信じるとはどういうことか
3−1.アイドルをどう信じるか〜アイドル論「四谷スミレ」〜
3−2.アイドルをどう信じるか 〜「現実」への偏重〜
3−3.アイドルをどう信じるか 〜アイドルの真実〜
全知全能の神は絶望する
1.労働 〜「情」を「理」で超えようとする〜
2.宗教 〜「情・理」をめぐる方便〜
3.恋愛 〜恋愛からアイドル現象を相対化する〜
映画『ラースと、その彼女』 〜不可能なものへの回路〜
なぜヲタはヲタTを着るのか
占いを信じることについて