津山〜東京 地方アイドル巡礼記(東京編)

18日朝、津山から新宿駅に帰ってきた。地方アイドルじゃないけど、まずはららぽーと豊洲私立恵比寿中学のイベントへ。中庭メインステージで行われたイベント、「第一部豊洲カチート 〜埋め立て地で逢いましょう」。12時開始。


▲中庭メインステージ。水に囲まれ、周囲から見下ろすかたちで観覧できるよいステージ


小雨がぱらついていたが、なんとか天気は持った。優先スペースに100人、他に150人くらいの観衆。
新曲「仮契約のシンデレラ」は名曲。歌詞がはっきり分かってからあらためてじっくり検討したい。「シンデレラ」はアイドルソングのモチーフとしてふさわしい(いくつか過去に例もあるだろう)。新曲カップリング「あげろエビフライ(表記不明)」もえび中らしくていい。
私立恵比寿中学のイベントは一般客が見られるオープンスペースで強い訴求力を発揮する。曲調・振りが、何の前提知識無しでも楽しめるものだからだ。ラゾーナ川崎でもそうだったが、足を止めた親子連れがなかなかその場を離れない。その場でCDが売れなくても、こうして多くの人に好感を与えつつ知ってもらえることは大きい。
イメージとしては、円の中心にえび中、その周りに濃いヲタ、そして外側に行くにつれライトなヲタになり、さらに外側で一般客が遠巻きに見ていて、それぞれがそれぞれの濃度でえび中という現場を作り上げる感じ。その広がりがいい。もちろん、中心のえび中が楽しさを発信するからこそのいい現場なんだけど、なにしろやはりえび中は曲もMCも楽しげでいいのだ。


えび中のミニライブは45分。12時45分に終わって、その後13時20分から有楽町駅前広場で行われるとちおとめ25のイベントに急ぐ。有楽町線一本。


13時10分有楽町駅着。少し雨が強くなっていたが、駅前広場では「歌う海賊団ッ!」というグループが子供たちを魅了していた。子供と全く関係なさそうな男たちがとちおとめのファンだと見なす。


▲有楽町駅前広場のステージ


13時20分、とちおとめ25のイベント開始。はっきりとファンと分かる人たちは10人くらい。他に本格的なカメラを構える人たちが10名弱。子供たちがいなくなったので、遠慮なく前の方で見る。
初めにベタな栃木の名産品の紹介ソング。しかし一番盛り上がったのはやはり「いちごパフェ」だ。いろんなところで聞くな、この曲。有楽町駅前に響く「いちごパフェ」、なんとも心地よい。
だが実際には、ぼくは曲を聞くと言うよりとちおとめ25のくるみさんをずっと写していました。いや、他のヲタもみんなかわいいかわいい言ってたよ…。


▲くるみさんは基本センター。


ライブ後、栃木の水の手渡し&握手会あり。多分ループできた。いちごの手売りでもすれば買ったんだけどなー。


▲原材料名「水(水道水)」だって。


うーん、こんなに簡単に地方アイドルを好きになっていいものか。昨年末のU.M.Uアワードの時にはあまり印象に残らなかったのだが、こうして地方アイドルらしい活動をすると、なんだか惹かれるなあ。