コミケカタログを買ってきた。

昨年はお手伝いをしただけだったが、
今回ははじめてコミケで販売をする。
その告知は今晩にでもするとして。



コミケカタログは、
各ジャンルのオタクの人口比を大雑把に表しているようで、
とても興味深い。
二次元系の文化に疎い私は、
昔のマンガの二次創作がいまだに盛んであることに驚き、
オードリーがBLの格好のネタであることに驚く、
というかまあ、言われてみればそうなんだが、
そこに意識がいったことがない。



そういった各ジャンルをぱらぱら見ていても、
自分にはそのジャンル内での差異が見えてこない。
どれもこれも同じようなサークルに見えてしまう。
ひるがえって自分たちのアイドルの領域を見てみても、
ハローはハローで自閉しがちだし、
他のアイドルでは他のアイドルで閉じた世界が広がっているのかもしれない。
そうした、オタクが島宇宙的に分断された状況が、
コミケカタログにおいて可視化されている。
そんな気がする。


とはいえ、コミケというのは、その可視化されたほかの領域へと
目を向ける機会としては絶好のものかもしれない。