ゲキハロ第6回公演 「あたるも八卦!?」

昨日と本日で3回、ゲキハロを観劇。

毎度思うのだけど、℃-uteそれぞれの役どころがそれぞれうまくマッチしていて、よく作られているなあと思う。
なっきぃは前2作と同様、不思議な力を持った役だった。他の人には見えないものが見える。サーシャという存在しない占い師に占いを教わるなっきぃ。「寝るキュー」で幽霊が見え、「携帯小説家」では魔女の格好に扮したなっきぃは、やはり今回もミステリアスな力を持った少女だった。そも、少女というものの蠱惑性というのは、そうした異世界を垣間見せるところにあるのかもしれない。
千聖は、「携帯小説家」に続いて、行動的だが先走りすぎる役を好演。「パニック」に陥る演技とも素とも取れる破天荒さがとても楽しい。…やはり昔の辻とかぶせて見てしまうところもある。
愛理は「寝るキュー」同様、問題提起をする大事な台詞を言う役。愛理の声で言われるとしんみりする。その、雰囲気を作る力。
まいまいは年少らしく、いつもの口の悪い、気の強い役。一番占いを信じていない役なのだが、最後になっきぃの不思議な体験を真っ先に「信じる!」というのもまいまいなのだった。まいまいは演じているときは、ほんとに性格悪いんじゃないかと思わせるけれど、カーテンコールで泣いちゃったりするのを見て、そのギャップにやられる。
梅さんは、料理のレシピを教えようとするくだりで、「寝るキュー」のはとみかコーナーが始まったかと思った。テンション上げ子しかり、梅田さんには変な仕切り、変なリーダーシップがとても似合わしい。
舞美はやはり舞台の中心という感じ。逆に言うと面白みはそんなにないのだけれど、舞美の周りを℃-uteメンがわーわー回っている感じがいいバランスなんだろうと思う。
とてもいい舞台。それぞれの演技を見ているだけで十分楽しい。ただ、内容的にもとても深い舞台だった。


細かい内容の感想はまた後で。