不快という快

中野ブロードウェイの、変な本売ってる「タコシェ」に行った。
変な本の数々が魅力的なのだが、それよりもBGMで流れている狂った音楽が好きだ。
気持ちが悪くなる。
あえて何か似ているものを挙げるならば、人に悪口を言われた時に胸の中に残るわだかまりのような感覚が常にじんじんする。
ところで僕は適度な筋肉痛が好きだ。痛みがそのまま快でもありうるということ。それと同様に、「タコシェ」の本も、音楽も、その気持ち悪さが、そのまま快ですらある。奇妙だ。
新鮮な「尋常でなさ」が僕は好きだ。それは実はアイドルを巡る現象においても共通していたりする。