嵐の後

台風を心配して、名古屋行き一本目ののぞみに変更して早朝に名古屋入り。そしたら、静岡で新幹線がストップしてるというニュースが。正直、ギリギリだった。多くのヲタが涙したことだろう。昼公演に参加できなかった人は他の公演への振り替えをしてもらえるという、誠意ある対応もあるにはあったけれども、いやいや、昼を見ることができて幸せだ。今日はこれにつきる。
Hello! Project 2007 Summer 10th アニバーサリー大感謝祭 〜ハロ☆プロ夏祭り〜」は、過去のハロ紺の中でも最高と言ってもいいかもしれない。そのくらい、僕は不満がない。ひとつだけ不満を挙げるなら、睡眠不足で夜公演、立ちながら寝そうになってた自分のふがいなさくらいだ。
これまでハロ紺では、2001年頃の、それぞれのグループが独立して歌っていた時期、2004年あたりからの、持ち歌関係なしのシャッフルカラオケ紺という質の変化があったわけだけれども、今回のバランスのよさ。セットリストを見てもらえれば分かるが、まずそれぞれのグループの新曲、または「らしい」曲でグループの魅力を存分に感じてもらい、続いて昔のユニットの復活、そしてシャッフルユニットの曲をメンバーを代えて行う試み、エルダーメンバーの持ち歌、そして最後は王道の曲。ハローの今、ハローの歴史を存分に感じさせる構成。…さすがに、ミニモニ。はやらなかったけどね。
昼は2階通路席、夜は1階8列通路席。振りをマネしたくなる曲が多くて、僕はアイドルになりたい自分を強く感じた。


05.That's the POWER ℃-ute
なっきーが好きだ。イメージ。飛べない鳥が必死で羽をばたつかせている、そんな感じ。いつまでも飛べないでいればいいのに、ってのは、冷たいね。


06.スッペシャル ジェネレ〜ション Berryz工房
会場が揺れる。


07.ふたりはNS きら☆ぴか
鼻をぷーんを聞きたかった。けれども、これでよかった。どうしてもこういうユニットってWを少しは思わせてはしまう。でも、まあ、この2人はまたこの2人ならではなのだ。声の伸びるところで、僕は震える。手を合わせる二人。僕がそのどちらかであればいいのに。「時間の有限さ=刹那さ」ってのが、やっぱり「切なさ」なんだろうなあ。僕は感傷的になる。



10.たんぽぽ 新垣里沙石川梨華柴田あゆみ矢口真里
11.BABY! 恋にKNOCK OUT! 吉澤ひとみ里田まい・アヤカ
復活。矢口が歌い始めて、僕はタンポポ祭の時に感じた体の熱さの何割かを想い出した。そして泣いた。


13.鳴り始めた恋のBell 音楽ガッタス
音楽ガッタスという安易さ。まあそれはいいとして、紺野である。紺野に思い入れがない僕でさえ、変わらない紺野に対する感慨はあった。


14.幸せビーム! 好き好きビーム! 亀井絵里岡田唯斉藤瞳徳永千奈美須藤茉麻萩原舞有原栞菜
16.壊れない愛がほしいの 道重さゆみ大谷雅恵清水佐紀夏焼雅鈴木愛理中島早貴岡井千聖
17.黄色いお空でBOOM BOOM BOOM 田中れいな三好絵梨香嗣永桃子菅谷梨沙子矢島舞美

メロン記念日という安心できるグループ。斎藤さんで笑いをとるのは常套手段。それでよし。説教したくなる、ニヤニヤしながら。


19.青空がいつまでも続くような未来であれ! 全員
トレインの命令をする人がいなくなってしまいました。命令してください、誰か。春で味をしめたヲタは、勝手にトレインをやってましたが。


23. めぐる恋の季節
ほら、ナッキーがばたばたしてるぞ。かわいいぞぉ。本当は髪を上げないでほしい。いつもどおりのしっかり分けた髪がいいのだけど。ライブじゃそうも行かないのか。


33. JUMP
ここらへんまでくるともう疲労の限界。としだなあ。


一生懸命振り付けを真似して、叫んで、飛んで、なんとかアイドルになりたい。菅谷梨沙子の表情を見ていると感じてしまうのだが、ステージのアイドルと同一化するためには、その対象のアイドルが、できるだけ空虚であったほうがいい。人格を感じないような、人形であったほうがいいのかもしれない。僕の魂よ、人形に乗り移れ。
それはともかく、10年一昔っていうけど、歴史の教科書読むより、ハロプロの10年、そして僕のこの(ヲタ歴)7年という歴史の重さよ。まだまだ、ついていきますよ。