JCB Presents「モーニング娘。シークレット・フェスタ」

府中の森芸術劇場まで行ってきました。
現地16:00集合。
入り口前が9つに仕切られ、左から整理番号A〜Cの順に並べられた。それぞれのアルファベットには1〜300の番号がふられ、100番ごとにひとつの仕切りに並ぶようになっている。100×9列で900組1800名というわけだ。…が。


そもそもJCBのこの企画はすでに成功している。ヲタに10万使わせた時点でイベント終了である(僕はそこまで使っていないけれど)。そして逆に、当日のイベントは、もし参加者数を尺度とするならば、成功しないことがはじめから分かっている。一般人が多く当選し、ハガキの譲渡が禁止された中で何人が参加できるというのか。多くても半分がいいところだろうというのが会場外の時点の予測。
さて、寒空の中我々は仕切りの中に囚われの身となって、JCBのおねーさんの獲物をさげすむような「上から下目線」に晒されることになる。
「この会場で JCB CARRY LOAN CARDにお申し込みいただくと… モーニング娘。のポスター 抽選で5名様に プレゼント☆」
「もーむす」という単語を発しながら勧誘しにくるおねーさんは「過去」にいる僕らに微笑みかけたつもりだろうが、「もーむす」という過去の言葉に依存しているおねーさんこそ、時代に流されるだけの存在なのだよ、という逆襲の手段を僕は持ち合わせている。
並ばされている最中に冴えない顔のスタッフ(僕にしてみればヲタよりもよっぽど焦点の合わない目をしている)が整理番号のチェックをしていく。チェック表を覗き込むと、やはり全然集まっていないのが分かる。
16:30からチケットの引き換え、そしてそのまま入場。ここでも一応の転売防止が図られているが、身分証のチェックは結局なし。長々待たせたのはおそらく、大体の人数を把握して、会場が前から埋まるようにチケットを配分していく準備のためであろう、が、手際の悪さは否めない。席は7列。人数からして、いい方だろうと思う。
入場時に特製の紙袋をくれた。中にこのツアーの特製うちわなど。
ホールに入った時には、前5列くらいしか埋まっていない。徐々に増えたが、開演前でもホールの前半分のブロック(18列まで)に余裕をもって収まったくらいだから、おそらく700も来ていない。こんなものだろう。でも、こんなんでいいんだろうかなあ。人数少ないのはおいしいけれども、ホールが埋まらないのは、せっかるやる娘。にとっちゃかわいそうな気もして少し複雑な気分。といいつつもひさびさの近距離にひそかに興奮しながら開演を待つ。
…それにしても、結局ヲタだらけだ。


イベの内容はまた明日。