行き値限界

ライブに行きたくて、ヤフオクで何かチケットを落札しようとするときに、
①まず前もってウォッチリストに入れておいたものの結果から相場をつかむ
②どのあたりの席を狙うかを決める
③自分がいくらまでなら出せるかの限界額を決める
ということを必ず行うようにしている。
もちろん実際の作業は単純ではなくて、席の良し悪しやライブまでの日数の違いで相場はなだらかに推移するので、その時々で①の作業をやり直しながら限界額と見比べて入札をしていくということを続ける。なかなか落札ができない状態が続くと、むずむずして限界額を自分の中で引き上げてしまうことにもなる。
だけども、はじめから何も設定しないでヤフオクに臨むよりは③の作業を行った方が圧倒的にいい結果になる。23:30〜1:00までのラッシュ時に迷いなく入札するチケを選択するには、ある程度前もっての決断が必要になる。


…「格差」社会の中で、僕は必死なのです。
やはり限界額というのを設定しておくことの意味。
より安く手に入れるため、というのもあるけれど、見境なく入札してしまうという理性の放棄を防ぐためにもよいことなのだと思う。ヤフオクやってると、「競った結果、あきらめる」ということが敗北のように思われてくるから危険だ。敗北感はあるが、それイコール敗北ではない。最終的にチケが手に入ればいいわけだから。まあ、最終的にそのまま在宅で日曜を過ごすってのは、敗北かもしれんけど。社会人になって、限界値が大幅に引き上がったおかげで、勝手に勝った気でいることが多いこの頃。