おはスタ『モーニング娘。”ありがとう”を伝えたい』

俄かにバカバカしくも面白くなってきた。ここで菅井先生を持ってくる意味が分からん。


おはスタと言えば、僕のヲタ人生の始まりに一役買っている番組でもある。
2001年当時、一人暮らしの学生だった僕は、眠い目をこすりこすりブラウン管の中のミニモニ。とジャンケンをして、「まけたぁぁ…」とか「かったん♪」とかどっちにしろ幸福感に浸っていた。
キャラ&メルの時にも、毎朝大したことないと思っても見ざるをえなかった。
3、4分の放送時間の中で1分以上が前日のおさらいでも、見ちゃうしかないのだ。それしかないのだ。
そしてまた明日を待つのだ。そうして人生がつながっていく。
学校で、さまざまなどうでもいい理由で疎外感を味わっている少年少女が、そんな風に生きることができているんだったらおはスタも偉大な番組である。
調べてみたら、おはスタの番組開始が1997年10月1日。娘。とほぼ歴史を同じくしているのだ。なんとも運命的なつながりである。同時多発テロの時にも平然と放送を続けたこの番組は、他局のことなんか目もくれず自分の道を行く。そんな番組のあり方自体、普通に生きられない全国のオタク予備軍の少年少女に勇気を与えてるんじゃないかなんて、少し過剰に感傷的な気分で。