スフィアリーグ FINALステージ

周知のとおり、第2位となったガッタスである。
今日決勝までの全試合を見終わった。
藤本の技術の高さに驚いた、以外は辻に注目。
辻のリボンとか、時東ぁみのめがねってのは、スフィアリーグの理念の象徴みたいなもんである。アイドル・タレント先にありき、で、フットサルをやる、ということ。そういう意味で、彼女達はスポーツ選手以上に、スポーツを超えたエンターテイナーであることが求められている。今その使命を、自覚しているかしてないか別として、もっとも果たせているのは辻だと思う。
彼女のドキドキ、うれしさ、くやしさ、たのしさ、全て僕らに伝播して、彼女のプレーから彼女の固有性が浮かび上がる。
この頃不調が続いていたようだが、今大会は好判断で全試合を無失点に抑える。そういうところに前までだったら僕は「実存的存在」なる読み込みをして、「辻性」との矛盾に苦しんだだろうが、さあどうだろう、そこにあるのはただ勝利のために、チームのためにボールを追いかける無垢さ、純粋さのみがあるだけじゃあないのか。
頭の上に勇ましく鎮座ましましているリボンを見て、英語のさっぱりできない僕は「リボンやぁ〜、辻の復活(reborn)やぁ〜」などと勝手に内心盛り上がったが、フットサルの辻も、胸元にまでリボンのついた水着姿の辻も、「辻性」をしっかり発揮している、ちゃんと「のんちゃん」である。