どこへ向かおうか。

想いをことばにしていくこと。
いつもはふざけあっていても、いざという時には真剣に語ると言うこと。
例えばそれは、理想的な家族や友情や恋愛のかたちだったりするんだろうけど。
村上愛をめぐる問題で、多くのヲタが出来うる限りの言葉をつむいで、アイドルとかヲタのありかたについて語っているのを見るにつけ、そのことによって救われるというか、勇気付けられる自分がいた。
僕はアイドルヲタとアニヲタの境界は大きいと思っている(優劣を言っているのではない)。アイドルが、(少なくとも人間であるという側面も持つアイドルが、)現実に存在し、我々ヲタからも影響を受けるし、彼女たちにとって我々が「他者」になりうる。だからこそ、ヲタはほとんどの場合自由でありながら、アイドルについて自分の言動を省みなければならない時がある。そこにおいて、我々は倫理を求められている。
事務所批判、アイドル批判、STK批判、そして自己批判。どれも偽らざる言葉。ネットだからこそ、心底から出てくる言葉もある。一方で、ネットだからこその汚いものも溢れていたり。
ヲタもアイドルも、なんだか知らないけれど「一般」や「現実」から乖離した、解放された、あるいは疎外された存在であるかのような感覚を抱いてしまいがちであるが、でもやっぱり人間であると。そういう厳然とした事実をつきつけられている。真剣に考え、語ってから、存分に萌え転がりたい。


…でも、辻は人間じゃない。ここちょっと譲れない。
スポフェスのトレポの辻がどうしようもなくかわいい。


さて11/12のことを今思い悩んでいる。
大阪の娘。紺は昼夜参戦するにはきついし、交通費もバカにならないので遠慮したい。
ゲキハロは、ヤフオクを見る限り入手困難。
後藤はどうにも気が進まない、けれども。
http://d.hatena.ne.jp/Moon-Rider/20061107 を読んで、自分でそのもやもやを確かめてもいいかなあと思った。
それって松浦紺を見たときと一緒のことで、昔を懐かしむあまり、今のあり方を肯定できない、みたいなことだ。
今の路線の曲と、昔の(特に2003年あたりの)曲のギャップ。懐古主義に陥りそうな自分を見つめなおすいい機会であるかもしれない。
…とか書いといて、なんか大阪も捨てがたいとか思っている自分もいる。