教えないで。自分で探すから。

リボンの騎士、3回目。
今日は7列。ふと前を見ると6列17番。ほらまたのんたんが目の前に。いなくてもいる。
松浦初登場の今回。テーマは石川VS松浦。フランツ役の比較をしてみよう。
…といいつつ、仕事疲れでものすごく眠い。かなり居眠りをしてしまう始末。


さて、その石川×松浦の結論だが、まあ松浦を初回だけで判断するのは全くフェアではないけれど、石川の方が格段にいいな。男役、という点で、松浦は決して下手ではないだろうと思っていた。だけれど、石川と比べなんか不足感がある。石川に慣れているからというだけではないと思うなあ。石川の声のほうは太くて男役らしいんだけど、松浦のほうはすこし機械的で人間味に欠くような気がするんだなあ。
具体的にセリフをあげると、「助けて…食われる」では、凛々しく言うことで面白さが生み出されるという点で石川の方が明らかに色が出ていた。「それどころかこの国を出るまえに、スッパダカにされそうだ。」でも同様。ここでは松浦特有の滑舌のよさとか、すこし声が高くなってしまう台詞回しによって、コミカルさが強調されすぎてしまう。石川だったら凛々しさから面白みがにじみ出るところなのだが。そう、松浦には凛々しさがないように感じた。「なにを言う!私がいつ、どうやって毒を塗った?」では、ヒステリックな印象があったかなあ。
いずれにしても、石川の方が凛々しさで勝る。もし自分がサファイアだったら、という仮定をしてしまうなら、絶対石川の方に惚れるに決まっている。
それとは別に、歌という点では松浦が歴然と勝るだろうと思っていた。ところが、劇中で歌を聴いてみると、歌もやはり演技なのだということを実感する。なんというのか、歌はうまさだけじゃねえなあという。伝わり方という点で、石川の方がいいような気さえした。もちろん歌のうまさでは松浦がうまいんだろうが、胸を打たない。石川の「あなたに会いたい」の方がときめく。そして、それよりさらに高橋の「あなたに会いたい」には感動する。