娘。の他者
他者によって自らの立ち位置を相対化する。
例えば、AKB48を見れば、今の娘。がどうなのか見えてくるかもな。
さて、やはり僕はAKB48にいまいち興味がもてない。
それはたぶん楽曲が面白くないから、もっと言えば、歌詞がおもしろくないから、だと思う。
もう一回ライブに行こうと思いながら、足がそっちへ向かないのは自分の中ではっきりしている。
ヤフオクで検索してみたら、それぞれのメンバーをジャケットにしたCD(身もふたもない言い方をすれば、「チューする用CD」)が出品されていたが、あー、他者だなあと思った。自分が娘。世界に入る前に感じた、ハロショに対してなかなか入っていけない気持ち、生理的にどうしても拒否したい根源的な気持ちの悪さのようなものを感じた。
だけども、じゃあそのジャケット辻バージョンがあったら、やっぱり買うんだろうと考えてみることで、結局他者に対して寛容な世界を構想できるわけだが。そうやって、世界が平和になれ!なんちって、これは娘。の曲みたいです。