メンバー卒業とDD化

ベリーズから卒業者が出たことで、
ベリーズ工房というグループの権威は落ちる。
8人でベリーズだったものが、そうでなくてもベリーズでいい、ということは、そのグループである根拠=権威がどうしても弱くなるのだ。
そしてさらに、もし誰かメンバーを追加するとなったらなおさらだ。
メンバーが代替可能であるということになり、ひとりひとりの「かけがえのなさ」というものが保てなくなるからだ。
そうなると、グループに対して真剣に思い入れ、応援をするという「マジヲタ」的な態度でいつづけることが次第に難しくなる。「しょうがない、好きなメンバーだけ応援しよう、でも、いつ卒業するかわからないし、真剣に応援するのはやめよう」的な、つまり、卒論で言ったところの「DD」的なあり方にならざるをえないのだ。
こうした過程は娘。がたどったものだが、その轍を結局ベリーズも踏んでしまうのか、ここが最大の注目点である。ベリーズもやはりマンネリ化してしまうのか、もうしているのか。うーむ、興味深いんだが、現場に行く気にはならんなあ。