武道館

武道館に来たのは例の24時間テレビ以来だ。
物飯長蛇の列。一応並んでビジュアルブックという品を買ってあげる。列が行って戻って壁を目の前にしているときが一番悲しい(画像)。


開演。
3月の紺でも思ったが、アルバム曲とかを中心に、ノリ方が分からない曲が増えてきた。
ノリ方がわかんなくても適当に騒いでしまえば勝ちなんだが、そういう気にもならないのだ。
ロマモーでは通路で土下座し、ヲタ芸一式をやってはみたがやはりマワリがうまくいかない。
恋レボで踊り、ウィアラで飛び、ゴーガールで適当に踊る。
なんだかもう、ステージを見てもしょうがないのだ。ステージには矢口はいないんだから。
踊るなり打つなりするしかないじゃないか。
何しに来ているかと問われたら、自己陶酔しに来ていると答えることが間違いではない、そんなところまできてしまったんだ。
自分が一番懸念してたことだったのに。ステージ見なくていいんなら、アイドルは要らないのだ。


そんな自分にとっての、今日の一番のアイドルは久住だった。これは間違いない。
ラクルがどんなミラクル振りを発揮するのかと思ったら、緊張しまくりで自己紹介。
まー、な。頑張れ、とか言いたくなるわな、あれ見てたら。
物語としては、ベタだが先が気になる展開ではある。
かわいい顔なのかどうかいまいち判断できないところもあるけど、9月の武道館は行ってもいい。


石川の初めてのハッピーバースディもよかった。石川もここまで歌えるようになったか、という感じ。あと印象に残ったメンバーは、高橋。表情がとても色っぽく見えた。他は、あまり印象にないです。あー、もう。見たいと思うメンバーがどんどんいなくなっていく。それが悪いことだとは思わないけれど、モーニング娘。は魅力あるグループでありつづけて欲しいのだ。結局また、久住に期待、という結論か。


久住と同じくらい今日気になったのが、近くで終始指揮者になりきってたヲタ。
自己陶酔にもいろいろあるもんだ。手拍子も、声援も、ほとんどせず、曲中は徹底的に指揮者になりきる。サイリウムを指揮棒代わりに、これでもかと指揮。
アンコールの時もそれにあわせて指揮してるんだから、もう立派と言うしかない。
気になりすぎて笑い転げて、ついステージから視線が外れてしまった。
自己陶酔する人間は、人から笑われるくらいがいいですね。


それにしても、繰り返すが自分がライブにくる目的が徐々に薄くなってきている。
今後のライブで本当に生で見たいと思うメンバーってののたんしかいない。矢口はやるかどうかわかんないし。せめて曲が面白いのが出ればいいんだが、質のいい曲は全部ベリに持ってかれているという悲しい事態。
それでも美勇伝には行きたいと思っている。なんでだろ。することがないからか。それとも、今まで現場にきていたからなんとなくか。ヲタ芸打ちたいからか。ヲタの共同体の居心地のよさか。よくわかんねえなあ。頼むから、ステージを見たいと思うパフォーマンスをしてくれ。視線をくぎ付けにしてくれ。


6月のモーヲタトークライブ、行きます。
宇多丸氏に期待します。
不毛な議論がされるくらいなら、自分がしゃべりたいという気も満々。