ラーメンズを見に行く。

ラーメンズでこの日記に飛んでくる人が妙に多いので、矢口話ばかりで申し訳ない感じだが、今日は念願のラーメンズ15回公演「アリス」を見に行ってきました。
・生水
・インコ
・桶屋
・バニー部
・いもむし
都道府県
あとなんかあったっけ。
それにしても、なんて「わかりにくい」笑いだろう。観客に媚びない。「ついてこれるかな?ついてこれるやつだけついてこいよ。」っていう舞台だな。頭を一生懸命使わないとついていけない。
すさまじく速いセリフ、展開、そして理解するのにアニメを中心とするメディア体験を必要とするネタ(例えばラピュタとか北斗の拳とか)。
ただ、顔芸やら動きやら間やら、そうしたことでも十分に笑い転げられる舞台なのだ。うーん、なんて幅が広いんだろう。
完璧な滑舌、動きの絶妙さ、表情の巧妙さ、脚本の緻密さ、二人の呼吸。
特に小林の役者としての能力には笑いを通り越して感心しきりだ。


こういう舞台を見るのは初めてだが、女性客の多さが目に付いた。
何度も足を運んでいるファンもいるんだろう。
ここにはここでひとつの世界があるんだな、とそう思った。