新垣がかわいく見える件

ハロプロの公式ページが新しくなった。
重要なことは娘。公式ページだったはずがハロプロ公式ページになったことでして、トップページも開くたびにハロプロの違ったユニットのメンバーが見れます。娘。凋落というより「ハロプロ」という枠の定着を示すものでしょうな。
で、問題はトップページの新垣がなんか石川に似てるかわいい子に見えてしまった件です。
新垣というのは結構語るべき存在だと思えるわけでして、前々から言われてたけど新垣が次第にかわいくなってしまったことって、多くのヲタに何か複雑な感情を呼び起こしてる気がする。
それは多分、加入当初新垣をコネ疑惑で非難していたヲタが、実は新垣がかわいくないことが本質的な理由で非難していたのであり、新垣が「かわいくなってしまった」ことによって、その建前と本音が露わにされてしまったことに対する気まずさを感じている、ということなのだ。コネでもかわいけりゃよかったのだ、ほんとは。そういうヲタの中の規範の揺らぎが新垣を巡って顕在化したということでした。だから2001年あたりって、モーヲタにおける規範のあり方が変容する過渡期であったと言えるのかもしれないなあ。
だが、今となってはそうした気まずささえも感じないようなヲタが増えているだろう。つまりはそれが私の言うヲタの「DD」化だ。「かわいけりゃいい」ということに何の呵責も感じないヲタが増えている。
しかし、逆に昔のほうがおかしく見えるかもしれない。なぜアイドルを好きになるのにかわいいだけでないほかの要素をも読み込んで、余計な規範に従っていたのか、と。それは「ASAYAN」をはじめとするメディアが仕掛けた「物語消費」によるものだった。「物語」としてアイドルを消費する。だからこそ保田が存在しえたのだ。


ともかく、新垣がかわいくなった。昔の思いをひきずって、また新垣ヲタは増えていない気もするけれど、どうなのかね、これから。