松浦亜弥の能力

開演前のアナウンスは亜弥の声だった。
いつもながらのセリフを少し変えて、松浦節を披露。
MCでもそうだが、松浦の意図的に緩急をつけたしゃべり方はとても魅力的だ。
今日は松浦のMCで、邪魔に叫ぶ奴が少なかった。
小さな声でしゃべってるときは会場がしんとして、会場が松浦に支配されていた。
松浦は自分の掌の上でヲタを自在に操っているかのようだ。
それをヲタも楽しんでいるのか。
われわれは松浦にひたすら服従するしかないのでは?
だって、松浦には敵わないんだから、完璧だからさ。
時々歌詞を間違えることを含め、完璧なんだ全く。
今回のライブの演出は、松浦の歌唱力を過大なほどに評価していた。
曲の途中でいちいちためたり、松浦にリズムや音程をアレンジして歌わせたりしていた。
(「ドキラブ」はわざと原曲と音を変えて歌っていたし、リズムも自在に操っていた。)
「タメ」はだいぶやりすぎの間があったが、あれができるのは松浦だけかなあ。
シャイニングデイ」の終わり部分を聞くと、松浦の歌手としての類まれさが表れていて身震いした。うまいわ。
本当に松浦はすごい。バラードを歌わせたくなるのも分かるが、バリバリのアイドル曲もまた松浦の能力が発揮されるときである。松浦亜弥セクシー組とキュート組に分割してくれませんかねえ。どっちも好きなの。