2009ハロー!プロジェクト新人公演6月~中野STEP!~

なんとなく行ってみたが、やはり今までに聞いてきたハロの曲で当然セットリストが組まれている、そのことというのは結構大きいことだよなと思う。推しがいなくても楽しめるもんなあ。多分エッグに興味がなくても来ているヲタはいっぱいいただろうと思う。…とりあえずのっちの時だけ申し訳程度に叫ぶ。
以下箇条書きで感想。


福田花音はとてもプロっぽいのだけれど、たとえば嗣永をプロというのとは違って、なんだかよく出来た子役を見る時の、うがった視線を引き起こしてしまう。そこから導かれるポジションというのは、とにかく懸命ではあるのだけれど、決してトップにはなれない位置。しかもけなげさを感じないほどに垢抜けてしまっているので、あまりがっついて応援するというよりは、ネタっぽく、冷笑に近い形でヲタに消費されてしまうのではないかという感じがする。ただ、そういうキャラづけにおいてはとても強烈で、必ずゆうかりんのそばに置いておきたいと思わせる。


・「BABY! 恋にKNOCK OUT!」に西念を持ってくるのは、もうそのとおりとしか言いようがない。ビジョンに西念の顔がアップになるだけで、ハロプロってすごいなと思う。


・最後のほうで、「ハロサゴン」という早押しクイズをやるのだが、前田彩里が最後の一人になってしまい、「アフリカ大陸最長の川は?」という厳しい問題が出たにもかかわらず、「ネイル川」と惜しい答えを出した後、「ない、ない…」と最後の一字を出すまでの、その、溜めの時間の尋常でなさがすごかった。「ない、ない…」と十分に溜めたその瞬間に、会場中が、「ル!ル!」と一つのカタカナを頭に思い描いていたに違いないのだが、そんな形で会場を一つにするコンサートがあるのだ。わけがわからない。
それにしても、前田彩里のその名のとおりの「ロリ」度がすごい。身体的にもU15、U12の妖しい香り芬々たる感じがする。ぼくは倫理的に推せないなあと思ってしまう。犯罪感が漂ってしまう。でもそれが魅力でもあることは間違いない。こわいこわい。



さて、そろそろネットも引いて、℃-ute現場も行くべし。