映画「スケバン刑事」

朝、本厚木に行く前に見てきました。
アイドル映画の見方ってのは、ストーリーの整合性だとかなんだとかってのを排して(ストーリーがよく分からん部分は多々ありました)、いかにアイドルの魅力が出るかってことなのであるが、そういう意味では、梨華ちゃんかな。
演技という点では岡田がわりとよくて、松浦は特に問題ない感じ。
実際、期待通りの映画ではあったが、期待以上ではなく、一応現代のネット社会の闇と、教育の問題を絡めながら、無難な出来かと。冒頭のマサヲの爆発シーンはなかなか印象的でした。それ以上語るようなことは、ないかなあ。
今朝起きたときに「轟轟戦隊ボウケンジャー」をたまたま見たんだけれども、戦隊ヒーローものとか時代劇とか、勧善懲悪ものって、「安心できる楽しさ」です。楽しさってのはもう一つあって、って、単純に二項にするのは安易だけれども、もう一つは「新鮮な、驚きの楽しさ」です。
「スケバン」は、やっぱり安心の楽しさ。そこから新たに得られるものは何もない楽しさです。僕の分類では、「DD」だったり「萌え」のほうに入る楽しみ方です。映画を見終わった後、何も得ていないけれども満足した自分がいました。それでいいんです。
一方、娘。紺の方は、公演中も、終わった後も、頭んなかでいろいろな考えが巡りました。そのへんは、また明日書こう。