温暖化で閑談を。

今回の温暖化劇、去年(去年のレポはこちらhttp://d.hatena.ne.jp/onoya/20051009)ほどのインパクトはなかったけれど、つーかあまり覚えてないんだけれど、途中で多くの登場人物がロシアへの移住に肯定的になるところで、あえて観客に違和感を感じさせるところとか、「アダムとイブに戻れ」的なセリフとか、やっぱり伝えたいという意識を感じる舞台ではあった。しかし、そうした伝えたいというメッセージを受け取れば受け取るほど、絶望的な気分にもなる。もうだめなんじゃね、みたいな。国の借金と同じくらい、絶望的な気分になる。それでいて、同時に萌えてもいるんだから、人間ってのはほんと、気まぐれな生き物である。