懐古

昔民放の夕方時間帯にやっていた「ナイトライダー」とか、いつやってたか覚えてない「特攻野郎Aチーム」のDVDがツタヤにならんでいる。
昔よく見ていたけれども、それ以外に自分が何をしていたか思い出せない。そういう奇妙さと一緒に懐かしさを感じる。
昔の自分は本当に何をやっていたんだろうと思う。そしてそんな自分をもとに今の自分が形成されていることもよく分かる。
決して活動的ではない自分は、今そのことでだいぶ苦労している。
なんだかなあ。
最近もう一つ過去を振り返るきっかけだったのが、駅から家まで歩数を数えている自分だ。
昔小学校から家まで一人で帰るとき、何千歩という歩数を数えて帰ったことがあった。予想した歩数で帰れるかなどうかなと思いながら帰るのだ。で、これが面白くも何ともない。
中学・高校時代も、駅から自転車で、できるだけ少ない「こぎ数」で家まで帰るとか、脈拍をいかに少なくするかとか、そんなひまつぶしをよくやった。
ひまじゃないと思えば、人は忙しいのになあ。
僕は基本的に忙しいことが苦手なんだ、昔から。
しかしどんな時間の使い方をしていても、一生ってのは思ったより長くはないんだろうと思う。
さあ、じゃあ、どういう選択をするかだが。