で、話を移す。

http://d.hatena.ne.jp/onoya/20041212
で書いたように、やはり僕は政治に積極的にコミットする気になれない。
なんか僕が社会的に決定的な弱者であったら別なのかもしれないけれども、政治は勝手にまわっていけばいいと思っている。
それにコミットしないことによる不利益よりも、
コミットすることのめんどうくささの方が大きい。
一方、自分も含めたヲタのハロプロに対するスタンスを見ると、結構、事務所の政治的事情までもネタとして消費するきらいはあるけれども、「基本的などうでもよさ」のなかで推移するかぎりにおいてであって、ハロマゲドンだとか、矢口脱退とか、「どうでもよさ」を超えるような事態が起こると黙っていられなくなる。
大事なことは、それが(アイデンティティであるにしても)娯楽である限り、「どうでもよさ」である。「どうでもよいこと」に安心して没入したい。
それが「自衛隊」とかになっちゃうと、ちょっと政治的過ぎるのでNG。
ガッタスで、是永を入れることは、ガッタスを勝たせるための「事情」を僕は感じるけれども、他のメンバーも頑張っているし、実際最近は是永のワンマンチームではないのでOK。
そんな感じで、アイドル世界の外部(要は事務所あたりのことだが)が必要以上には見えないようにして(「必要」というのはネタとして楽しむ次元まで、ということ)、ヲタはアイドル世界に安住したい。それはヲタが周りを全く見ることができなくなって、事務所に完全に踊らされたりってことではなくて、上記のようなハローにおける悲劇が起きない、そうした平和な状態の限りにおいて安住したいということだ。だからまあ、要は事務所が金儲けする分には結構だが、ヲタの夢を奪うなよってことだなあ。


前から言っているけれども、ほんとうに、
どうでもいいことにどっぷりつかりたいよ。
スポーツに情熱を燃やす人は、「どうでもいい」なんて思っちゃいない、けれども、そのスポーツの結果は人の生死というレベルからすれば、どうでもいい。その「どうでもよい試合」に全てをかける、そこにこそ人の自由だとか意志だとかっていう希望を託せるんじゃないのか。
だから、どうでもいいことに情熱を燃やしたいよ。