下流社会

ベストセラーになった「下流社会」を読んでいる。
興味深くはあるのだが、ちょっと距離を取って読んでいる。
筆者の価値判断があるのかどうかよく分からないんだが、
ともかく僕は下流の方に肩入れをして読んでしまうのだ。
いいじゃねえか、下流で、って。
もちろん「自分らしさ」といううそ臭さには敏感でありたいものだが、
夢は見ていいのだと思う。
いつまでも夢から覚めないのを問題化する人もいるかと思うが、
覚めない夢は夢じゃない。
そのまま死んでしまえばいい、って思っちゃうんだなあ。