秋の空

しばらく前の話だが、
鈴木謙介「カーニバル化する社会」を読んだわけだ。
そこで、仕事をめぐる二つの状態――「ハイテンションな自己啓発」と「宿命論」という言葉がとても気になったのだが、まさにその典型的な型にはまったのが昨日今日だ。
ほんとに、昨日ほどもう仕事は嫌だと思ったことはない。
ところが、そんな回復不能かと思われた状態から、今日復活するんだから全くあきれる。
あきれる、というのは言い方が少しおかしい。
別に気がコロコロ変わる、ということではないのだ。
それでも、やはりいろんなことで人の気というのは変わるものなのだ。
そういう自分の予想をはるかに超える先の見えなさに唖然とする。
でもそれはネガティブなものではない。


さて、そろそろ本気だそーぜ、俺。
そのためには一種の儀式が必要だろう。