呉智英「危険な思想家」

という本を大方読んだ。


私は自信家が嫌いだ。それは多分、自分に自信がないからだ。
だけど私は自分に自信がついても、自信家ではありたくない。
自信家は揺るぎない。それを融通が利かないと言ってもいい。
自信家は他人を批判する。そして自分は正しいと思っている。
自信家は自分が誰よりも優れていると思っていて、得意げだ。
自信家は自分中心に話している。そして他人の話は聞かない。


だから、私は、呉智英の文は嫌いだ。
でも、若い頃なら多分好きだっただろう。