Wミュー

確かに、Wというものをよく分かっているつくりだと思う。
Wは徹底的に夢の世界に誘う存在であれ。
そしてまたアドリブ、失敗が出るのが面白いし、客席の声を拾う場面が設けられているし、いや、すまん、近くでのんたん見られるだけでいーや。
意図的に、Wの衣装、もうコスプレと言ったほうがいいが、制服、メイド、他諸々の衣装がいい。そういうのが似合うんだな、この二人は。
今日は加護が「森の英語は?」とアドリブで言い、客席が「forest!」と叫んだんだが、ののは全然分かってない。「tourist」みたいな「トゥリスト」とか言ってた。もちろんそのバカさは肯定されるべきことだが。
ストーリーも別に悪くない。衣装やセットが完全に虚構の世界、特に少女が夢見そうな世界を想定したようなつくりになっていて、それがWのイメージととってもあってていいなあと、そういうミュージカルですね。
ひとつ言うなら、マキアート役の役者さん、お疲れ様です。しんどいだろーなあれ。


ミニライブは短すぎは短すぎなんだが、2列中央にいる身であれ以上聞いてても萌え狂いしたのではないかと。ずっと目の前で踊られると、やばいな。やばいな。いや、すいません、もうこういう年じゃないとしても言わせてくれ、夢心地だ。ポワワだよ。
だってかわいいんだから仕方ないじゃないですか。
終わり際に指差しレスをちゃんとくれるののたんは最高れす。
ひいき目が入るのは仕方ないのだが、今、やはり加護より辻の方が輝いている気がするんだなあ。なんでかなあ。2002年くらいまでは、絶対加護の方が上だったんだが。