卒論口頭試問

わが卒業論文「アイドル「オタク」の宗教性」に関しての口頭試問が行われた。
うちの大学の教授陣は優しい、そして院に進むわけでもない卒業生に厳しい言葉を投げかけてもしょうがないので大体ほめてくれた。
先生方のコメントは大体以下のような感じ。
・冷静な文章で読みやすい、それでいてその中にも熱さがある。
・やはり宗教性、宗教にひきつけて考えることには少し無理がある。しかしそうした視点に立てたことは宗教学のメリットだったかもしれない。
・私も「ASAYAN」を見てた。
・普通コンサートは「祝祭性」と言われるべきところが、ヲタにとってはまたはっきりと違うものなんですね。(本来非日常であるはずの場がヲタでは日常と化していることによる)
・「おわりに」で「好きなことで卒論をかけた私は幸せだ」と書いていましたが、それを読めた私も幸せです。←こりゃちょっとほめすぎだぁ
・大きな意味での「偶像」の超越性も失墜しているのか?
・アイドルとオタクがつながるのは特殊な現象か?
・論文に経験が生きている。

最後に、これからもヲタを続けるのか、と聞かれた。
「ファンクラブ先行予約で4月以降の日程が既に出ているので、申し込まざるをえません。」