ハロプロ楽曲大賞「アイドル楽曲部門」に投票した

ハロプロ楽曲大賞、今年はもはやハロプロ楽曲のリストを見てもシングル曲以外はほとんど分からない有様になっていて、むしろ「アイドル楽曲部門」の選考の方が楽しくなってしまっている。自分はもうハロヲタではない、と言うほかない。ただ、自分はアイドル楽曲をはばひろく聴いているわけではない。だいぶ偏っている。それは、自分が現場のファン文化に関心があって、曲そのものに強い欲望が働かないせいかもしれない。



5位 曲名:ザ・ティッシュ 〜とまらない青春〜(私立恵比寿中学

ポイント:0.5
ティッシュを材料に、いろんな遊びを見せてくれる。それにしても、ティッシュってのはヲタのことか、それともアイドルのことか。
以前詳細な感想を書いた → http://d.hatena.ne.jp/onoya/20110420/1303285554



4位 曲名:ハジメマシテ(LinQ

ポイント:1
なんというか、胸がキュンキュンするんだから仕方ないよね。11月13日、morph tokyoで行われたひめキュンとの合同ライブで観て、シンプルな振りと衣装に、なんかやられた。



3位 曲名:Loop&Loop(ひめキュンフルーツ缶

ポイント:2
この曲については四国旅行の記事の中で言及した。http://d.hatena.ne.jp/onoya/20110812
なんだか心に響く曲だ。



2位 曲名:デモサヨナラ(Dorothy Little Happy)

ポイント:3
「オレモー」で会場が一つになったあとで、しかしどうして曲終盤にあんなに胸が切なくなるのか。この曲はTIFでの強い印象がある。天空ステージで、みもりたんがホースで客席に水を巻いて観客とメンバーの距離感が縮まった後での「デモサヨナラ」。…泣きそうになる。ドロシーに強い思い入れがあるわけでもないのに、曲の力で、そして現場の力で自分の心を揺さぶってきた。



1位 曲名:鼓動の秘密(東京女子流

ポイント:3.5
東京女子流は生で3回見た。一度は仙台で。一度はTIFで。一度はアイドル横丁祭で。どれも他のアイドルとの合同イベントであった。どうしてもワンマンで行こうと強く思わない、だけれども、パフォーマンスを見ると感心してしまう。いつもそう。女子流は完成度が高いと思う。わが道を行くというか、やりたいことをはっきりさせて、方向がぶれていないというか。結果として、他のアイドルとの差別化にはうまく成功しているように思う。「鼓動の秘密」「Limited addiction」の2曲は甲乙つけがたし。しかし少女の危うさを独特の映像美で表現した前者を推したい。
女子流はUstもさかんにやっているが、自分はこれまで見たことがない。個人的には東京女子流はただただ歌い、舞うところだけを見たい。ぼくは東京女子流のメンバーの名前を覚えていないし、覚えようとも思わない。カラフルに色分けされない衣装は、その点ではパフォーマンス中のメンバーを匿名化しているように思われるし、その方が、ぼくは彼女らに抽象化された「女子」「少女」を感じることができるのだ。